『ポケットモンスター ソード・シールド』には、オンオフ可能なオートセーブが導入される。経験値は等しく分配されるように


来月11月15日に発売されるシリーズ最新作『ポケットモンスター ソード・シールド』には、オートセーブが導入されるようだ。ゲームフリークを独占取材したGame Informerが報じている。
【UPDATE 2019/10/2 10:20】
記事初版にて、タイトルに「フルオートセーブが導入される」「経験値分配廃止へ」という文言を記載しておりましたが、誤解を招く可能性がありましたので、修正いたしました。

『ポケットモンスター』シリーズ本編では、通信やボックス整理などをすることは除き、データのセーブは「レポート」項目を開いてすることが基本であった。レポートを書くことでデータがセーブされ、そこからプレイが再開される。しかし『ポケットモンスター ソード・シールド』では、たとえばワイルドエリアでアクティビティをした際に、自動的に同期接続に切り替わるという。その際にはバックグラウンドでセーブがおこなわれると、ディレクターである大森滋氏が認めている。

『ポケットモンスター ソード・シールド』においてオートセーブがサポートされるのはワイルドエリアだけではないようで、ゲーム全編において導入されているようだ。一方この機能は強制的に導入されるわけではないようで、手動でのレポートもまた存在しているほか、機能自体をオフにすることもできるそうだ。あくまでプレイヤーの遊びを快適にする、新たなオプションとしてされるのだろう。

実はこのオートセーブについては、これまでの映像にて存在が示唆されてきた。前月9月の「Nintendo Direct 2019.9.5」で公開された映像では、おしゃれをするために女性主人公がショップに入るシーンにて、右上に「レポート中…」という文言が表示されていた(27秒前後)。レポート画面を開いていない状態でレポート中と表示されるこちらのシーンが注目を集めていたが、やはりこれはオートセーブの導入を明示していたようだ。

なおGame Informerでは、さまざまな新情報が明かされているが、もうひとつシステムとして大きな変化があるようだ。それは経験値分配だ。最新作では、場に出ている手持ちポケモンが敵を倒した場合、自動的にパーティーの全員に等しく経験値が入るという。これまでの作品では、敵を倒した場合には、場に出ているポケモンに多くの経験値が入るほか、がくしゅうそうちを有効にすることや交代によって経験値が分配される構造が採用されていた。がくしゅうそうちの有無など詳細については不明であるが、今作ではパーティー全員に等しく経験値が入るということで、快適にプレイできるシステムに仕上がっていそうだ。