【UPDATE】雨上がり決死隊の宮迫博之氏、吉本興業とのマネジメント契約解消。出演していた『龍が如く3』『龍が如く6』への影響は今のところなし

『龍が如く6 命の詩。』公式サイトより

吉本興業は7月19日、お笑いコンビの雨上がり決死隊メンバーである宮迫博之氏とのマネジメント契約を同日付で解消したことを発表した。氏は反社会的勢力(振り込め詐欺グループ)の主催する会合に出席していたことにより謹慎中であった。吉本興業は諸般の事情を考慮し、今後の宮迫博之氏とのマネジメントの継続に重大な支障が生じたと判断し、契約を解消したという。

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直接的には言及されていないが、諸般の事情という言及には、一部週刊誌の報道が背景にあるようだ。本日発売の週刊誌「フライデー」に、2016年7月に福岡県で約7億5000万円相当の金塊を強奪したグループの主犯格である野口和樹被告と宮迫氏の集合写真が掲載されている。別々のグループで大阪市内のキャバクラに来店した際、共通の知り合いがいたことから記念撮影。宮迫が数万円の小遣いをもらったとのこと(スポニチ・アネックス)。

宮迫博之氏といえば、セガゲームスより販売中の『龍が如く3』では東城会直系錦山組の三代目組長である神田強役、『龍が如く6 命の詩。』では陽銘連合会系広瀬一家若頭の南雲剛役で出演している。「3」の神田の容貌はスキンヘッドで、キャラクターに宮迫氏の声があてられた形であるが、「6」の南雲は容姿のモデルから宮迫氏の面影を強く感じさせる。

神田強
南雲剛

『龍が如く』シリーズでは、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』の主人公のひとりである谷村正義を演じる成宮寛貴氏が、2016年に芸能界を引退。今年1月のリマスター版発売時には谷村正義役は増田俊樹氏にキャストチェンジされていた。また同じく「龍が如く」チームの作品としては、『JUDGE EYES:死神の遺言』に羽村京平役として登場するピエール瀧氏が麻薬取締法違反容疑で逮捕された際には、一時的に販売を停止。わずか3か月というスピードでモデルを差し替えて、海外販売および国内再販を果たしている。

ガリットチュウの福島善成氏も『龍が如く0 誓いの場所』において金持ち君役として登場しており、同氏もまた前出の反社会的勢力の主催する会合に参加していたことにより謹慎処分を受けていた。国内では一連のタレントの不祥事を「龍が如くの呪い」と呼ぶメディアもあり、そのメディアを引用する形でKotakuなども『龍が如く』シリーズ(および関連作)の受難を報じ、『Yakuza』のタイトルで知られる海外でもセガゲームスを憂慮する声が強まっていた。

ゲームやクリエイターにはなんら罪はない。しかし豪華なキャストを起用し現実感をもたせるシリーズにおいては、タレントに付随したトラブルが避けられないことを改めて認識できる。なおピエール瀧氏の差し替えに際したIGNのインタビューにおいては、総合監督を務める名越稔洋氏は「『もうタレント使いません』という判断になる会社もあると思うんですけど、僕は相手を信じて仕事をしたいですね」とコメントしていた。

成宮寛貴氏の登場した『龍が如く4 伝説を継ぐもの』は氏の引退後も販売が取り下げられるとは公に発表されておらず、PS4向けのリマスター時において差し替えがはかられている。今回についても、今すぐ何かアクションが起こされることはないかもしれない。

ちなみに、実質的な再販となる『JUDGE EYES:死神の遺言』の新価格版は昨日7月18日より税別4540円で発売中。オリジナルとはキャストは変更されているが、田中美央氏が演じる“羽村の旦那”の勇姿を見てみるのもいいだろう。

【UPDATE 2019/7/19 20:10】
セガゲームスに、宮迫氏が出演している『龍が如く3』『龍が如く6 命の詩。』についての処遇は、現在何か検討しているかと尋ねたところ、担当者より「現状販売中のタイトルに関する対応は予定しておりません。また、今後については決まった予定はございません。」との回答をもらっている。

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