現実世界の中で『マインクラフト』を楽しめる『Minecraft Earth』初の本格ゲームプレイ映像公開。クローズドベータは2週間以内に

『マインクラフト』の開発元Mojangは7月12日、『Minecraft Earth』のクローズドベータテストを間もなく実施すると発表した。ベータ版での具体的なゲームプレイの様子も公開されている。

『マインクラフト』の開発元Mojangは7月12日、『Minecraft Earth』のクローズドベータテストを間もなく実施すると発表した。まずはiOS向けに2週間以内にリリースし、その後近日中にAndroid版も配信するとのこと。

本作は、AR(拡張現実)と位置情報を活用し、現実世界の中で『マインクラフト』を楽しめるモバイルゲームだ。今年5月の発表時には、本作のゲーム体験のイメージを紹介する映像が披露されたが、今回はベータ版での具体的なゲームプレイの様子が公開されている。

『Pokémon GO』などの位置情報を利用したゲームと同じように、『Minecraft Earth』でもプレイヤーを中心とした現実世界のマップが表示される。ただし、本作の場合は『マインクラフト』の世界観で表現され、プレイヤーキャラクターも同じく。キャラクターのスキンは、デフォルトのSteveから別のものに変更することも可能だ。

マップ内には「タッパブル」と呼ばれるアイコンが点在しており、これをタップするとモブやブロックを入手できる。アイコンはその種類の代表的なものが表示されているようで、タップすることで具体的な種類が判明する仕組み。チェストのタッパブルには複数のアイテムが入っており、獲得したものはプレイヤーのインベントリに入れられる。また、タッパブルを獲得することでプレイヤーに経験値が入り、一定値まで貯まるとレベルアップ。後述するビルドプレートがアンロックされる。

タッパブルを求めて現実世界を散策し素材を集めたら、次にすべきは作品作りだ。「ビルドプレート」と呼ばれる、作品の土台となるさまざまな環境のプレートが用意されており、これを配置して制作開始。平面であればどこでも配置できるとのこと。

スマホのカメラを通して見ながら、ビルドプレート上にタッパブルから集めた素材を配置したり、地形を変えたりと従来の『マインクラフト』のように楽しむことができ、また新たな資源を採掘することもできるという。フレンドを招待すると、同じビルドプレート上で一緒に作品を作ることも可能だ。そして作品が完成し原寸大にして配置しなおすと、その作品の中に入って楽しむこともできてしまう。

『Minecraft Earth』のクローズドベータテストに参加するには、公式サイトにて事前登録する必要がある。ただし、“いくつかの選ばれた都市”にて限られた人数で実施されるとのことで、登録したからといって必ず参加できるというわけではない。ただ、日本向けにも案内されているため興味のある方はぜひ登録しておこう。

なお、登録するにはMicrosoftアカウントもしくはXbox Liveアカウントが必要で、参加資格は18歳以上となっている。また、モバイルデバイスの動作環境はAndroid 7/iOS10以上とのことだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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