Nintendo Switchを縦持ちプレイできるグリップ「Flip Grip」ゲームグッズメーカーFangamer Japanより国内販売開始

アメリカのゲームグッズメーカーFangamerの日本支店Fangamer Japanは2月1日、Nintendo Switch用アクセサリー「Flip Grip(フリップグリップ)」を発売した。価格は2000円。Flip Gripは、Nintendo Switch本体を縦向きにした状態で携帯モードプレイできるグリップだ。海外メディアIGNやUSgamerなどで執筆しているJeremy Parish氏が考案し、ハードウェアエンジニアのMichael Choi氏が開発協力。そして、昨年Kickstarterキャンペーンにて資金の獲得に成功し、Fangamerの協力のもと製品化された。本国アメリカでは一足早く一般販売が開始されていたが、ついに国内でも発売となった。

Nintendo Switchでは、『斑鳩』などの縦スクロール・シューティングゲームや、「アーケード アーカイブス」の『ドンキーコング』や『パンチアウト!!』、あるいは『ナムコミュージアム』の各タイトルや『SEGA AGES ゲイングランド』など、クラシックゲームの移植作品を中心に数多くのタイトルが縦画面モードをサポートしている。もちろん横画面でも問題なくプレイ可能だが、本来縦長のゲーム画面だったタイトルでは、縦画面モードでプレイすることでより大きなゲーム画面で楽しめる。Nintendo Switchなら、ピボット対応のモニタを用意せずとも、本体を縦向けに置くだけで済むとあって相性も良い。そこで、Nintendo Switchの大きなウリのひとつである携帯モードでも縦画面でプレイできるようにしようというのが、このFlip Gripである。

Flip Gripの構造は非常にシンプルだ。プラスチック製の大きなスロット状の製品で、Nintendo Switch本体を縦向きに挿入。そして両サイドに設けられたレールにJoy-Conを差し込むだけ。本体は吸気口に突起パーツを引っ掛ける形で、またJoy-Conはそれ自体のロック機構を活かす形で共に固定でき、ひっくり返しても抜け落ちる心配はない。スロットの内側にはフェルト素材が貼ってあるため、本体に傷が付く心配もない。

筆者は、Kickstarterキャンペーン時に出資してこのFlip Grip入手しており、現在愛用中である。実際にNintendo Switch本体を装着してプレイしてみると、通常の携帯モードと比べてやや窮屈であったり、本体が上方向に伸びていることで重心の位置に違和感を感じるかもしれないが、これらはすぐに慣れるだろう。単純な構造ながらしっかりと固定された安心感があり、HD振動の“返り”も遜色ない。Flip Gripを使用することにおけるデメリットはほぼ無いと言える。

“ほぼ”というのは、構造上Nintendo Switch本体の左半分が隠れてしまうため、電源ボタンと音量調節ボタン、USB Type-C端子が塞がれてしまう。充電しながらプレイできないは残念だが、これらは妥協せざるを得ないポイントである。また本体を縦向けにするため、スピーカーのステレオ感が欲しい方はイヤホンを使うと良いだろう。また吸排気口も半分ほど塞ぐ形となるが、こちらはその周辺にスリットがありエアフローが確保されている。Fangamerや協力メーカーによるテストでは特に熱暴走などの問題はなかったとのことだ。

縦画面モードをサポートするNintendo Switch向けタイトルについては、Jeremy Parish氏がこちらのサイトにてリストにまとめているので、参考にすると良いだろう(海外版を含む)。ちょうど昨日1月31日に発売された『Downwell』も対応タイトルのひとつで、クラシックゲーム以外もいくつか存在する。Flip Gripは、これまでありそうでなかった製品だと言える。興味のある方は購入を検討してみてはいかがだろうか。

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog