架空古代文字の解読の正誤で物語が変化するADV『Heaven’s Vault』Steam/海外PS4向けに今春配信へ

インディースタジオinkleは1月22日、『Heaven’s Vault』の新映像を公開し、同作を2019年春に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外PlayStation 4。『Heaven’s Vault』は、架空の古代文字を解読し、探索するSci-Fiアドベンチャーゲームだ。

主人公となるのは、女性の考古学者Aliya Elasra。大学のロボット技術者Ioxが行方不明になったことをきっかけに、旅に出る。かつて王国が存在していた月とつながる未知の土地the Nebulaにて、古の秘密を解明すべく助手のロボットSixと共に調査を開始する。そして、“世界の端”に存在する古代の謎「Heaven’s Vault」について解き明かすのだ。

本作はオープンワールド型のアドベンチャーゲームとなっており、the Nebulaの土地を自由に歩く。賑やかな村、交易街、廃墟となった宮殿、古代の寺院、鉱山などをゲームの進行を気にせず探索可能。一方で、本作は選択の重要性も高く、選んだ行動や選択、発見したものによって物語が変化していくという。対話するキャラクターたちは、プレイヤーの選んだことを覚えているのだ。選択によっては可能性が狭まっていくようなので、自由でありながらも賢く選択を進めていかなければならない。一度変化した世界は、二度と元に戻らない。

本作の最大の特徴であるのが、古代文字の解読だ。数千年前に滅んだ文明の古代文字を読み進めていく。この文字は、象形文字をベースにしながらも、本作のためにつくられた架空のものであるとのこと。形容詞や名詞など、各単語にあてはまる英語を選択。翻訳をすることで理解を深める。解読においては、意味を選んだとしてもその場で古代文字の意味が解明されるわけではなく、読んだ言葉が正しくとも誤っていても、その言葉が物語にフィードバックされる。つまり、解読を誤ってしまうと、物語も誤った方向に進んでしまう。ゲーム内の資料に基づいた、正確な翻訳が求められるだろう。

そのほか、星界を飛行機で旅する航空パートなども存在しているなど、野心をもって作られていることがわかる『Heaven’s Vault』。inkleは、フランスの小説「八十日間世界一周」をベースとした選択進行形のアドベンチャーゲーム『80 Days』をリリースし高い評価を獲得しており、実績も十分だ。複雑かつ自由度の高いシステムから、同スタジオの作品の中でも特にスケールの大きさを感じさせる。星雲と古代文字をめぐる静かで壮大な冒険を、楽しみにしておこう。

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