映画版『モンスターハンター』の新たな撮影風景が公開。ミリタリー色の強い雰囲気から一転、少しらしさを感じさせるものに

 

ソニーの海外向けTwitterアカウント本日11月21日、ハリウッド映画『モンスターハンター』の画像を公開した。同映画は日本向けには東宝が配給されることが明かされていたが、海外向けには配給会社が明かされていなかった。おそらく、映画版『バイオハザード』と同様にソニー・ピクチャーズが担当し、そのプロモーションとして今回の画像を公開したとみられる。

映画版『モンスターハンター』では、異なる世界出身の二人の主人公が、協力してモンスターと対峙する物語が描かれるという。製作はConstantin Filmが担当し、監督および脚本はポール・W・S・アンダーソン氏が手がけるとのこと。アンダーソン氏の妻である、女優のミラ・ジョヴォヴィッチ氏も出演するなど、映画版「バイオハザード」の顔ぶれが揃っている。

映画ではキャプテン・ナタリー・アルテミスを演じるミラ・ジョヴォヴィッチ氏は、これまで同映画の撮影風景をInstagramにたびたび投稿してきた。しかしどの画像もミリタリー色が強く、作品の雰囲気を踏襲していないのではないかと懸念されており、こうした声に呼応するように氏は、ゲームに登場するスリンガーの映った画像を公開し、ボーン装備などが登場することも示唆してきた。今回公開された画像では、大剣と弓を背負った男がアルテミスと並走しており、より原作を思わせるものとなっている。プロットとしては、アルテミスはアメリカの軍人のひとりで、謎のポータルを通じて異世界に飛ばされたという設定であるようだ。ハンターの装備をした男は、原住民であるのだろうか。

https://www.instagram.com/p/BpUowbuAWIF/

ただし、Twitterのリプライを見る限り、今回公開された画像の反応もあまり芳しくない。監督のアンダーソン氏は、/Filmのインタビューにて、同映画には映画版『バイオハザード』のアリスのようなオリジナルキャラや、モンスターは登場させる予定がないとコメント。受付嬢など『モンスターハンター:ワールド』を中心とした原作キャラやモンスターを登場させていくとも語っている。ゲームのおなじみの要素は、今後の情報公開によって目にすることができるかもしれない。