カプコンの『デビル メイ クライ』舞台化。演劇×音楽×バンドセットからなる新感覚舞台を提供

 

カプコンは本日11月5日、同社が発売する『Devil May Cry』シリーズを原作とした舞台、「DEVIL MAY CRY – THE LIVE HACKER-」を、2019年3月1日~3月10日にかけてZepp DiverCity(TOKYO)にて上演すると発表した。脚本・演出・映像は、舞台「斬劇 戦国BASARA」シリーズや舞台「BIOHAZARD THE STAGE」、そして「銀河英雄伝説」を担当してきたヨリコジュン氏が手がける。演劇×音楽×バンドセットからなる新感覚舞台が楽しめるという。カプコンからは、小林裕幸氏と伊津野英昭氏が原作監修として参加する。

最強の悪魔狩人(デビルハンター)ダンテを演じるのは、ミュージカル テニスの王子様の手塚国光役や、舞台「モブサイコ100」霊幻新隆役など多くの2.5次元舞台に出演経験を持つ馬場良馬さん。魔性の歌声で人間の理性を蝕む悪魔ギデオンを演じるのは、ダンス&ボーカルグループSUPERNOVAのメンバーであるグァンスさん。ダンテとともに戦うデビルハンターである「エリス」役としては元SUPER☆GiRLSのメンバーとしても知られる前島亜美さんが出演する。そのほか、武器オタクのヘンリーとして中山優貴さん、情報屋のオーウェンとして山口智也さんなどが出演する。

今月11月10日10時より先行予約が開始されているほか、開演スケジュールなども発表済み。全席指定の一般席が税込7800円、こちらも全席指定で非売品オリジナルイヤフォンが付いてくるプレミアム席は税込9800円で販売される。別途1ドリンク代500円が必要になるとのことだ。

※『デビル メイ クライ 5』

カプコンは以前より自社IPを活用した舞台展開を進めており、前述した「BIOHAZARD THE STAGE」「斬劇 戦国BASARA」や、「逆転裁判 -逆転のGOLD MEDAL-」を展開している。2019年3月8日にはシリーズ最新作『デビル メイ クライ 5』がPS4/Xbox One/Steam向けに発売予定で、これを後押しする意義があるかもしれない。ダンテを主人公とするといったコアな部分は健在であるものの、見慣れないキャラクターも多数登場するなど、脚本は舞台向けにアレンジされているようだ。演劇×音楽×バンドセットからなる新感覚舞台とは、どのような内容になるのだろうか。