Netflixオリジナルドラマ版「The Witcher」ヘンリー・カヴィル扮するゲラルトの姿が初公開。髪型などは既にSNS上でいじりの対象に


Netflixは10月31日、Netflixのオリジナルドラマシリーズとして公開予定の「The Witcher」について、主人公ゲラルト役の姿をスクリーンテストとして初披露した。ドラマシリーズにて主人公ゲラルトを演じるのは俳優Henry Cavill(ヘンリー・カヴィル)。DC Extended Universe作品にてスーパーマン/クラーク・ケントを演じていることで有名な英国出身の俳優だ。2013年には、英国の女性向け雑誌Glamourにて「World’s Sexiest Man」に選ばれたこともあり、色気がある男性として知られている。本プロジェクトに関しては、ショーランナー(現場総指揮)であるLauren Schmidt Hissrich氏と早い段階から話し合いを重ねていたと報じられている。

オリジナルドラマ版「The Witcher」は2017年5月に発表されたプロジェクト。小説版「The Witcher」シリーズをベースに脚本が練られており、原作者であるAndrzej Sapkowski氏もクリエイティブ・コンサルタントとして関与している。現場総指揮のHissrich氏は「デアデビル」「ザ・ディフェンダーズ」といったマーベル作品の製作に携わった人物。Hissrich氏自身、原作小説とゲームシリーズのファンであり、オリジナルドラマ版の制作にあたっても原作を尊重する意向であると語っている。撮影地は東欧。公開日は当初2020年以降とされていたが、今回の発表により2019年公開になることが判明した。

まだ撮影が始まったわけではなく、今回公開された動画はあくまでも衣装や化粧のカメラ映りを確認するためのスクリーンテスト。ルックスはまだ未完成のものと考えてよいだろう。とくにゲラルトの特徴的な白髪については不自然をぬぐい切れておらず、SNS上では彼の髪型がさっそくネットミーム化している。冗談を交えつつも、「ハリー・ポッター」のルシウス・マルフォイ、「ロードオブザリング」のレゴラス(オーランド・ブルーム)、映画「モータルコンバット」のRaiden(クリストファー・ランバート)といった他映画作品の白髪キャラクターと見た目が類似していると考えるユーザーもいるようだ。

髭を生やしていない点に関しては、本プロジェクトが主に原作小説をベースにしていることが影響していると考えられるだろう。原作のゲラルトは基本的に髭を生やしていないからだ。なおトリス・メリゴールド役としては、「ハリー・ポッター」シリーズのロミルダ・ベインとして知られるAnna Shafferが抜擢。そのほかダンディリオン役としてJoey Batey、カヒル役として「ツイン・ピークス The Return」でリチャード・ホーンを演じたEamon Farren、ストレゴボール役として「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のペトロフとして知られるLars Mikkelsen、サー・ラズロ役としてMaciej Musiałなど新たなキャスティング情報が公開されている(Hollywood Reporter)。

10月11日には、魔術師イェネファー役のAnya Chalotra、シリ役のFreya Allan、女王キャランセ役のJodhi May、その夫Eist Tuirseach役のBjörn Hlynur Haraldsson、王女Renfri役のMillie Brady、女魔術師フリンギラ役のMimi Ndiweni、サブリナ役のTherica Wilson-Read、ティサイア役のMyAnna Buring、ドルイドMousesack役のAdam Levyがキャスティング情報として発表されている。