PS4/Steam『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』は高解像度化だけでなく、テクスチャなども改良。リーンベルはさらにかわいく

 

トライエースに所属するゲームデザイナーの野澤氏は、海外のPlayStation.Blogにて『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』における変更点について語った。『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』は、2010年1月に発売された『エンド オブ エタニティ』をリマスターする作品だ。今月10月18日にPlayStation 4/Steamにて発売予定。4K/HD解像度に対応することが告知されていたが、今回あらためて美しくなったポイントについて言及されている。

4K解像度への対応にあたっては、プリレンダ映像もまた高解像度化させるために、自社開発技術をもって“ディープラーニング”を利用しなければいけなかったという。その傍らで、4K解像度を実現しながらも60fpsを維持できるように務めたとのこと。また特に力を入れたのは、テクスチャであるという。公開されているスクリーンショットの髪の質感を見れば一目瞭然であるとしている。

テクスチャの向上によって、リーンベルがさらにかわいらしくなっただけでなく、ヴァシュロンの髪の後ろのくくり部分も、見張るべきものになっているとのこと。キャラクターの表情も、さらにきれいにはっきりと見えるようになっている。さらに、リマスターに取り組むことで、オリジナル版がどれだけ雰囲気のある作品であったかを再認識することができたとし、時間の経過が背景・霧エフェクト・光源と影に及ぼす影響をうまく表現したり、カメラアングルを見直すことで、そうしたオリジナル版の良さをできるだけ保とうと心がけたとも語っている。

公式アカウントでも「通常のPS4と2K(フルHD) TVの様な4K対応でない環境でも、オリジナルのPS3/360版より綺麗で滑らかな映像を楽しんでいただけます。」と投稿されているように、4K環境がなくともはっきり改善が感じられるようなリマスターとして仕上げられているようだ。グラフィックの修正だけでなく、バグの修正やゲームプレイを改善するためのロード時間の短縮などにも改善されているという。

『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』は、10月18日発売予定。Steamでは予約が予定されていたが、この予約はとりやめとなり、かわりに発売から1週間10%オフで同作を購入できるとのこと。本日新たなトレイラーも公開されたので、美しくなった銃撃多重奏RPGの映像をあらためて確認しておこう。