『モンスターハンター』のハリウッド映画化が正式発表。映画「バイオハザード」スタッフとふたたびタッグ

 

カプコンは本日10月5日、ゲームシリーズ『モンスターハンター』の世界観を基にしたハリウッド映画を製作すると発表した。日本での配給は、東宝が担当するようだ。

同映画では、異なる世界出身の二人の主人公が、協力してモンスターと対峙する物語が描かれるという。公開時期などは不明。製作はConstantin Filmが担当し、監督および脚本はポール・W・S・アンダーソンが手がけるとのこと。映画版「バイオハザード」の顔ぶれが揃っている。となると、やはりアンダーソン氏の妻である、女優のミラ・ジョヴォヴィッチ氏も出演することになるのだろうか。

画像は『モンスターハンター:ワールド』より

カプコンは、「ワンコンテンツ・マルチユース戦略」を掲げており、自社で保有する豊富なゲームコンテンツの多面展開を推進し、更なる収益機会の創出やコンテンツ価値の最大化を図る動きを強めている。今年7月には同じく『モンスターハンター』の世界観をベースとしたオリジナルCG作品「モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド」を発表(関連記事)。Pure Imagination Studiosと共同で製作するとしていた。そして昨日4日には『ロックマン』のハリウッド映画「MEGAMAN(仮称)」を発表していた(関連記事)。こちらの製作は、Chernin Entertainmentが担当し、プロデューサーはマシ・オカ氏が務める。

『モンスターハンター』のハリウッド映画化は、長きに渡り噂され続けていたが、今回カプコンから正式に発表された形だ。『モンスターハンター:ワールド』のヒットにより、日本だけでなく海外でも定着してきた「モンスターハンター」ブランドが、映画によりさらに飛躍することになるのだろうか。