Nintendo Switch/PS4向け『リトルドラゴンズカフェ』国内向けに発売決定。カフェ経営とドラゴン育成と冒険に勤しめ、発売元は『牧場物語』のマーベラス


マーベラスは『リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-(以下、リトルドラゴンズカフェ)』の公式サイトをオープンし、同作の情報を公開した。『リトルドラゴンズカフェ』はアメリカのゲーム会社Aksys Gamesから発表され、PlayStation 4/Nintendo Switch向けに発売されることが明かされていたが、国内発売については不透明なままであった。しかし今回、『牧場物語』シリーズを発売するマーベラスから国内向けに発売されることが正式に決まった形だ。発売日は8月30日で、価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに税別5800円となる。

本作の主人公は双子の兄妹だ。双子の母は謎の病に陥り眠りについてしまう。謎の老人に「ドラゴンを育てることが母を助けることにつながる」と告げられた双子は、母が切り盛りしていたカフェを引き継ぎつつ、素材を求めて世界を冒険しドラゴンを育成していく。カフェで料理を調理し来客者の悩みを聞きながら、冒険することで素材やレシピを集める。そしてその傍らに、ドラゴンを育成し旅にお供として成長させていく。カフェ経営とドラゴンの育成、そして冒険という3つの要素を融合させた作品だ。さらに近隣の住民と交流したり、魚釣りや農耕も可能であるなど、生活シミュレーションゲームにはおなじみの要素も揃えられているようだ。

『リトルドラゴンズカフェ』は、『牧場物語』の生みの親である和田康宏氏が率いるトイボックス株式会社が手がけるということで話題を呼んだ。本作は『牧場物語』とは異なるベクトル作品であるようだが、同作は現代でもインスパイアタイトルが多く発売される人気シリーズであるだけに、その生みの親が手がけるという点で、ゲームとしての完成度への期待も高まる。さらに発売元が『牧場物語』のマーベラスということは、ある種のお墨付きがあるとも言える。

意欲的なコンセプト、実績のある開発元、そしてキャンバス調のグラフィックなど見張るべきポイントが多い『リトルドラゴンズカフェ』。8月30日の発売が待たれるところだ。