風吹く街で暮らすスローライフ『My Time At Portia』1月15日に正式リリースへ。日本語には対応済みで、コンソール版は今春

 

パブリッシャーTeam17は今月1月9日、現在Steamにて早期アクセス配信中の『My Time At Portia』を、現地時間1月15日に正式リリースすると発表した。正式リリースにあたっては、新たなコンテンツが実装されるほか、現在19.99ドル(2050円)がつけられている定価は、29.99ドルまで上昇するとのこと。約1000円の値上げとなる。15日までは2020円で購入できるとのことなので、気になっているユーザーは今買っておくのもいいだろう。

『My Time At Portia』は、Pathea Gamesが手がけるアクションRPGだ。舞台となるのは一度文明が崩壊し、何もかもがなくなってしまった世界。残された人々はもう一度文明を作るべく立ち上がる。そうして出来上がったのが、主人公が住まうことになる街「Portia」である。父が残した、荒れ果てた工房を再建していくことになる。

プレイヤーは気ままに一日を過ごすことができる。農作物を育てたり、動物を飼育したり。素材を集めて、家具や装飾品を作ってもいい。工房を大きくすることも可能。街の人々と交流してもいいし、遠征してもいいだろう。古代遺跡やダンジョンに潜り込み、敵を倒し探索するといった冒険要素も存在する。基本的には、依頼などをこなしていくことになるが、どう過ごすかはプレイヤー次第である。ゲーム内では時間が流れており、イベントや行事なども多く存在している。いわゆる『牧場物語』ライクな作品である。

『My Time At Portia』は、昨年1月に早期アクセス版が配信開始されて以来、上々の評価を獲得しており、Steamのレビューステータスは「非常に好評」。Indie DBではプレイヤーチョイスアワードも獲得済みで、昨年末には待望の日本語が実装されている(Steamストア上では反映されていない)。1年の早期アクセスを経て、満を持しての正式リリースになるだろう。

正式リリースの次の動きとしては、今春にPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch向けのコンソールリリースが予定されている。弊誌では、コンソール版の日本での販売の予定について、現在Pathea Gamesに問い合わせ中。回答があり次第、日本での販売の可否についてアップデートする予定だ。