Nintendo Switch、本体から確認できる「プレイ時間の表示機能」はゲームの初プレイ時から10日後に開放か


任天堂の新型ハードNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)にはさまざまな機能が備えられている。しかし、ニンテンドー3DSやWii Uでも用意されていた、ゲームのプレイ時間を確認する機能は「本体」にはついていないように見える。プロフィールから見ることができるプレイ記録欄にある表示では、「いつからプレイしているか」を見られるだけだ。スマートフォン向けアプリ「Nintendo みまもり Switch」を導入すればプレイ時間を確認できるが、本体から気軽に閲覧したいと要望を持つユーザーもいるだろう。しかし、こうした機能はどうやら時間の経過によって開放されるのではないかと噂が立っている。こうした仕様を指摘したのは、GameXplainのAndreSegers氏だ。

確かに氏が投稿したツイートでは、プロフィール欄にプレイ時間が表示されている。実際どのような条件でこうしたログが開放されるかは明らかになっていない。Polygonも、開放の条件はわからないとしながらも、プレイ時間が表示されたことを確認したと報告している。一方で、メディア関係者以外はこれまでこうした仕様を確認できていなかった。

しかし、3月13日入ってから、日本国内でもこの仕様について次々に報告があげられている。AUTOMATON編集部でもプレイ時間の表示を確認した。まだ断定はできないものの、該当のタイトルをプレイしてから10日後におおよそのプレイ時間が表示されると見られている。10日経過すれば「何日前にプレイした」という表示から、「どれくらいプレイした」という表示に切り替わるようだ。プレイ時間は「20時間以上」「45時間以上」などおおよその表示となる。短時間のみプレイしたタイトルは「少しだけプレイ」といった形で表示される。開放の条件は、初プレイから10日後と考えられているので、タイトルによってプレイ記録の表示が異なっている。開放されたタイトルのプレイ時間は、本人だけでなく、フレンドのものも見ることができる。PolygonやGameXplainのスタッフが一足先にこの仕様を報告していたのは、一部メディア向けには発売前から本体が配られていたことが関係していると思われる。

公式発表がない現時点では、任天堂がなぜ初プレイから10日後にプレイ時間を表示させようと思ったかは定かではないが、Nintendo みまもり Switchを導入せずともおおよそのプレイ時間が知れるようになったのは、ユーザーにとって朗報といえるだろう。