謎に満ちた孤島、先住民と入植者の戦いを描くアクションRPG『GreedFall』が正式発表

 

Focus Home Interactiveは2月9日、フランスのデベロッパーSpidersが開発する新作アクションRPG『GreedFall』を発表し、トレーラーを公開した。本作のビジュアルは17世紀ヨーロッパのバロック調を意識しており、ゲーム内の風景は落ち着いた暖色や、暗く淡い色合いを組み合わせて描かれる。

本作の舞台は、魔法が存在するといわれる未開の孤島だ。この島には財宝や失われた神秘が眠っていると噂されており、それを聞きつけた多くの開拓民や傭兵、トレジャーハンターらがこぞって足を踏み入れている。島に根付く魔法の力に護られた先住民たちと、侵略的な入植者らとの間の緊張が次第に高まる中で、プレイヤーは謎多き壮大な冒険にのぞむ。

開発元のSpidersは、本作はRPGの原点に焦点を当てているとしており、解き明かすべき謎に満ちた複雑な世界観や、キャラクター同士の奥深い相互作用を擁する。またクエストなどの目的を達成するための手段は数多く用意され、プレイヤーの自由度を高めているという。舞台となる孤島は常に進化する生きた世界で、プレイヤーのほんの些細な選択から非常に重要な政治的な決断までが、島内の勢力間の関係性を含め、その行く先に影響を与えることになる。

本作を手がけるSpidersは独自のゲームエンジンSilk Engineを使い、『The Technomancer』や『Bound by Flame』『Mars: War Logs』など数多くのアクションRPGタイトルをFocus Home Interactiveとともに手がけてきた。SpidersのCEO Jehanne Rousseau氏は本作について、ユニークで忘れがたい作品にしたいと語る。一方のFocus Home Interactiveの社長Cédric Lagarrigue氏は、Spidersはリリースを重ねるごとに多くのRPGファンを獲得してきており、結果クオリティの向上につながっているとして本作への期待を語っている。『GreedFall』はPC/PlayStation 4/Xbox One向けに2018年発売予定だ。