『ウィザードリィ』の権利元ドリコム、“Atariに権利を売却した”との報道を「事実ではない」と否定。今後も含めて、権利を売却する気はない

ドリコムは5月7日、同社が国内外の商標権を保有するIP『Wizardry(ウィザードリィ)』に関する権利を、Atariが取得したという報道について事実ではないと発表した。

株式会社ドリコムは5月7日、同社が国内外の商標権を保有するIP『Wizardry(ウィザードリィ)』に関する権利を、Atariが取得したという報道について事実無根であると発表した。今後もドリコムが保有する『Wizardry』の商標権等を売却する意思はないという。

『Wizardry』は、1981年から続くRPGシリーズだ。パーティー編成や迷宮の探索、モンスターとの戦闘、キャラクター成長などの要素を特徴とし、さまざまなRPG作品に影響を与えた。また同シリーズとしても、これまでに数多くの系列タイトルがリリースされている。ドリコムからは3DダンジョンRPG『Wizardry Variants Daphne』がiOS/Android/PC(Steam)向けに基本プレイ無料で配信中だ。

そんな『Wizardry』シリーズの初期5作品についてAtariが本日5月7日、「完全かつ独占的な権利を取得した(the acquisition of the complete and exclusive rights to the first five Wizardry games and their underlying IP)」と発表していた。Atariといえば1972年創業の老舗ゲームメーカーであり、現在はフランスを本拠とするAtari SAのもとで運営されている。Atariによる『Wizardry』シリーズの初期5作品の権利取得については弊誌を含め国内外で報じられることになった(関連記事)。一方で、このAtari社のプレスリリースは「Wizardry」IPそのものを取得したという解釈もできうるからか、一部メディアは「AtariがWizardryのIPそのものを取得した」という方向性で報道をしていた。

一方でほどなくしてドリコムは、Atariが『Wizardry』IPに関する権利を取得したという報道について、そのような事実はないと発表。ドリコムは今後も同社が保有する『Wizardry』の商標権等の権利を売却する意思はないという。Atariはあくまで初期作品5作品の著作権を取得したに過ぎないのだろう。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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