『スカルガールズ』開発元が手がけるアクションRPG『Indivisible』TRIGGERとTitmouseが共同制作したオープニング映像を公開

 

インディースタジオのLab Zero Gamesは9月20日、来月に発売が迫るアクションRPG『Indivisible』のオープニング映像を公開した。フルアニメーションで描かれるこの映像は、アニメーションスタジオのTRIGGERとTitmouseによる共同制作。アニメーションキャラデザイン・作画監督・絵コンテ(共同)・演出は、TRIGGERの吉成曜氏が担当している。また楽曲は、『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』などで知られる菊田裕樹氏が手がけた。

『Indivisible』は、2D対戦格闘ゲーム『スカルガールズ』で成功を収めたLab Zero Gamesが新たに手がける、東南アジアの神話から影響を受ける横スクロール・アクションRPGだ。主人公は、アジュナという名の女の子。ある日、彼女が暮らす田舎の町が襲撃されたことをきっかけに、アジュナは特定の個人を自身の中に吸収する神秘的な能力に目覚める。そして襲撃者に立ち向かうことを決心した彼女は、この能力についてもっと深く知るため旅に出る。

本作のゲームプレイは、横スクロールアクションのステージと、『ヴァルキリープロファイル』から影響を受けたというバトルシステムを組み合わせている。バトルはターン制に近いが、アクションゲージが溜まったキャラクターから自由に行動可能。パーティーメンバーと攻撃タイミングを合わせることで、強力なコンボを繰り出すことができる。

このパーティーメンバーは、アジュナに目覚めた能力によって仲間になったインカーネーション(化身)たちだ。彼女は冒険を通じて、個性的でそれぞれの背景を持つインカーネーションたちと出会い、能力により自身とひとつになる。そしてバトルにて召喚して一緒に戦えるほか、多様な環境を擁する本作の世界の探索に役立つ能力や、新たな武器をアジュナに授けてくれる。今回公開されたオープニング映像では、アジュナの能力やインカーネーションといった本作のカギとなる要素が詰め込まれていることが分かるだろう。

本作は、2015年にIndiegogoにて実施したクラウドファンディングでの成功を受けて開発が進められてきた。TRIGGERとTitmouseが手がけるオープニングアニメや、菊田裕樹氏による本作のための多数の楽曲制作は、ここでのストレッチゴールの達成により実現したものだ。TRIGGERというと、WayForwardの『シャンティ』シリーズ最新作『Shantae and the Seven Sirens』のオープニングアニメを手がけたことも話題となった(関連記事)。このほか、主要キャラクターのフルボイス化のストレッチゴールも達成している。

『Indivisible』は、PC(Steam)にて10月9日発売予定。海外PS4/Xbox One向けにも発売され、Nintendo Switch版は後日リリース予定となっている。現時点では対応言語に日本語は含まれていないが、販売元505 Gamesによると、ローンチ後すぐに追加する予定とのことだ。