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基本プレイ無料オープンワールド『七つの大罪:Origin』、バン実装で“七つの大罪”が揃ってかっこいい。半年で遊びやすさの改修も進み、原作再現とゲームならではの面白さが噛み合ってきた
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Netmarbleは8月26日、『七つの大罪:Origin』にてバージョンアップデートを実施した。本作は、人気漫画「七つの大罪」および同作のアニメシリーズを原作とするオープンワールドRPGだ。今回のアップデートでは、新キャラクター「バン」の追加をはじめ、SSRメリオダスキャラクターの無料配布、メインストーリーのアップデート、5億個の星の欠片を分け合うイベント「強奪祭」など、さまざまな新要素と豪華な報酬が用意されている。本作はPC(Steam)/PS5/iOS/Android向けに配信中。
筆者は漫画やアニメを元にしたゲーム作品について、原作の要素を忠実に再現することはもちろん大事だと考えている。そのうえで、それ以上に重要視しているのは、原作への理解やリスペクトを土台としながら、ゲームだからこそ描ける新たな物語や体験をいかに発展させているかという点だ。
その点で『七つの大罪:Origin』は、原作の世界観やキャラクターを丁寧に再現しつつ、ゲームオリジナルの展開を盛り込むことで、「七つの大罪」の世界を別の角度から楽しめる作品になっている。原作の魅力を活かしながら、本作ならではの物語を独自に紡いでいるからこそ、今回のようなアップデートによって新たなエリアやストーリーが追加されるたびに、世界が広がっていく面白さを感じられるのだ。
本作は今年3月に基本プレイ無料でリリースされ、9月にはサービス開始から半年を迎える。これを記念して現在開催されているのが、ハーフアニバーサリーイベント「強奪祭」だ。バンがプレイアブルキャラクターとして実装されるほか、複数の期間限定イベントが実施される。
本稿では、実際にバンをプレイして感じた豪快な戦闘の手触りやキャラクターとしての魅力に触れつつ、今回追加された新たなコンテンツについて紹介する。あわせて、ハーフアニバーサリーを機にこれから本作を始める方や、復帰を考えているという方に向けて、サービス開始から半年を迎える『七つの大罪:Origin』がどのように変化し、遊びやすさを改善してきたのかについてもお届けしたい。

本作では、原作にも登場するブリタニアの世界を舞台に、完全オリジナルのマルチバースストーリーが描かれる。ブリタニアでは時空の歪みが発生し、歴史がねじれ、異なる世界線が交錯。プレイヤーは原作の主人公メリオダスとエリザベスの息子であるトリスタンとして、平穏を取り戻すための冒険に向かう。
今回追加された新キャラクター・バンは原作「七つの大罪」に登場し、〈強欲の罪(フォックス・シン)〉として知られる人物。本作ではリリース時にメリオダス、ディアンヌ、キングが実装され、4月にエスカノール、6月にマーリン、7月にゴウセルが順次登場してきた。今回のアップデートでバンが加わったことにより、ついに〈七つの大罪〉の全団員が一堂に会することになったわけだ。

攻撃すればするほど強く、かっこいい
バンの武器種は、物理属性の三節棍、大地属性の大剣、そして暗黒属性のガントレットの3種類。実際にプレイして印象的だったのは、まさに「アタッカー」らしい爽快感だ。バンは攻撃に特化したキャラクターであり、いずれの武器であっても接近戦で攻撃を畳み掛けていくのがバトルの基本となる。連撃を重ねて敵のHPをゴリゴリと削っていく感覚は非常に痛快で、考えるより先に手を動かして攻めたくなるような気持ちよさがある。
3種類の武器のなかでも、筆者が特に気に入ったのが三節棍だ。三節棍は、敵に攻撃を当てることで最大5段階まで「チェーン」効果を付与し、防御無視とクリティカル率上昇の効果を発生させる。そしてパッシブである物理属性以外の他属性攻撃力分だけダメージが増加する効果と、通常スキルの全属性攻撃力増加シナジーが付与される。
特殊攻撃や必殺技のダメージは、チェーン効果の数に応じて増加する。つまり、特段バフをかけることを意識せずとも、敵を殴り続けているだけで次の攻撃がどんどん強くなっていくというわけだ。攻撃そのものが自身の強化につながるため、攻撃するほど得のあるキャラクターとなっている。

「不死身」のタフネスを体感
他方、大剣では、三節棍とはまた違った攻め続けるメリットがある。大剣の必殺技で「バーサーカー」状態になると、通常スキルのクールタイムがリセットされ、さらにそのダメージは繰り返し使用するほど強化される。加えて、大地属性の攻撃を連打してバースト状態を引き起こせれば、HPを回復する効果まで発動。攻撃を続けることでスキルの威力を高めながら、同時に回復もできるため、ある程度のダメージは気にせずに戦い続けることができる。まさしく「不死身」のごとく、敵の攻撃を恐れずに力で押し切るプレイが可能だ。
そして何より、バンを自分の手で動かしている実感を味わえるのが嬉しいところ。バンといえば、豪快かつスピード感のある戦闘スタイルが特徴的だが、その戦い方は本作でも存分に再現されている。おなじみの三節棍をはじめとする武器を手に、敵を圧倒するバンらしい戦いを繰り広げられるため、まるで物語のワンシーンを自ら生み出しているような感覚でバトルを楽しめるのだ。

その姿に関していえば、とにかくかっこいいの一言に尽きる。アクションは攻撃時の身のこなしから表情の変化まで細かく作り込まれており、バンのキャラクター性がしっかりと表現されている。なめらかなモーションにド派手なエフェクトも相まって、ビジュアルから得られる満足感は申し分ない。単に攻撃性能が高いというだけでなく、バンだから動かしたくなる。そんなキャラクターとしての魅力まで感じられる仕上がりになっている。
なお、今回の実装に伴って、ゲーム内では「バン体験イベント」も開催されている。本イベントでは、最大まで育成されたバンをコスチューム装着状態で操作できるため、育成に時間をかけることなく、その強さを確かめられる。武器種ごとに実戦形式で効果的な攻撃の組み立て方を学べるので、バンの戦い方を知るためのチュートリアルとしても最適だろう。


盗賊都市「レイブンズ」での新たな物語
バンの実装と同時に、新エリア「レイブンズ」も追加されている。レイブンズは、バンが幼少期に住んでいたことで知られる街だ。また、メインストーリー新章となるAct16の舞台であり、9月2日から始まる期間限定イベント「聖騎士と泥棒」の開催場所にもなっている。
犯罪と盗賊がはびこる、ブリタニア屈指の無法地帯レイブンズ。ここでは、さまざまなキャラクターが絡み合う裏切りと反転の物語が展開され、バンを巡る新たなストーリーが描かれる。原作にも登場した場所を実際に訪れ、そこで本作ならではの物語が展開されていくのは、どこか感慨深いものがある。バンは、先述のとおりプレイアブルキャラクターとして戦闘で活躍するだけでなく、物語の中でも強い存在感を発揮。その強さやかっこよさを存分に感じられるシーンも用意されており、思わず気分が高まる。キャラクターの魅力を堪能できるシーンは、いくらあっても嬉しいものだ。
もちろん、レイブンズで楽しめるのはバトルやストーリーだけではない。これまでのエリアと同様、フィールド上ではさまざまなアクションやパズル要素を楽しめるほか、新たな特産品や料理素材、鉱石なども入手できる。原作で描かれた場所を舞台にしながら、ゲームならではの探索や収集要素を加えることで、レイブンズという土地をより深く知ることができる新章となっている。

リリースから約半年で、もっと遊びやすく
本作はPC(Steam)/PS5/iOS/Android向けに配信されており、本アップデート後は、Steam売上ランキング日本で1位を再度記録をしている。。「七つの大罪」の世界観を表現するアニメ調のグラフィックは高く評価されている一方で、最適化不足やゲームバランス、操作性に課題があるとする意見も見られる。開発元はこうした不具合についての修正対応を順次おこなっており、システム面だけにとどまらず、ゲームプレイ全体の改善を進めてきた。
たとえば、序盤の進めやすさはサービス開始時よりも大きく向上している。以前からチュートリアルのスキップや各種オート機能が実装されており、ゲームを始めたばかりでもスムーズな進行が可能。さらに今回のアップデートでは、プレイ開始直後から「[SSR] メリオダス」を確定で入手できるようになった。ゲームの序盤から原作の主人公とともに冒険できるのは、戦力として心強いのはもちろん、純粋にテンションが上がるポイントだ。

また、新ボス「破壊獣モンスピートのインデュラ」や新たな難易度が追加され、プレイヤーの熟練度に応じてバトルを楽しめる環境も整えられている。高難度ではかなり歯ごたえのある戦いに挑めるため、ソロでじっくり攻略するのはもちろん、マルチプレイで仲間と力を合わせて挑むのも面白そうだ。
さらに、8月12日には原作漫画・アニメの第1話における最初の出会いを追体験できる新クエスト「次元の記憶」も追加されている。本作の美麗グラフィックで描かれるストーリーは、漫画やアニメで見るのとは一味違った趣があり、すでに作品を知る人にとっても新鮮に映るだろう。〈七つの大罪〉メンバーが勢揃いしたこの機会に、彼らの物語をゲーム内でも体験してみてはいかがだろうか。
新規プレイヤーがスムーズに物語の世界へ入り込めるだけでなく、長く遊んできたプレイヤーにとっても、これまでの育成やプレイ経験を活かせる新たなコンテンツが用意されている。プレイヤーそれぞれのニーズに応えられるよう、着実に遊びの幅を広げている印象だ。

今回のアップデートでは、ついに〈七つの大罪〉の全団員が集結するだけでなく、バンを軸とした新たな物語も展開されるなど、原作の魅力と本作ならではの良さを味わえるコンテンツが追加されている。さらに9月2日からは複数の期間限定イベントが開催される予定で、サービス開始から半年という節目にふさわしい内容となっている。個人的にも、原作再現とゲーム性の部分の噛み合いが進んできたと感じる。
原作の世界観やキャラクターを大切にしながら、ゲームならではの遊びも着実に広げ続けているのが現在の本作だ。これから新しく始める人はもちろん、久しぶりにプレイする人にとっても、ハーフアニバーサリーは本作に触れる絶好のタイミングといえるだろう。
『七つの大罪:Origin』はPC(Steam)/PS5/iOS/Android向けに配信中だ。
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(C) Netmarble Corp. & Netmarble F&C Inc.
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