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『サカつく2026』心を折られた鬼畜イングランドリーグに怒りのリベンジ。3か月のガチプレイで見出した“二刀流戦術”で挑む
『プロサッカークラブをつくろう!2026』ガチプレイ連載第9回では、前回優勝を逃したイングランドリーグのリベンジに挑んだ。

『プロサッカークラブをつくろう!2026』(以下、『サカつく2026』)は世界中のクラブの監督になることのできるサッカーシミュレーションゲームだ。プレイヤーは全権監督として経営に携わり、選手を育成してクラブを強化していく。本稿はそんな『サカつく2026』の「サカつくモード」を中心に、3か月間みっちりとプレイする連載企画の第9回となる。プレイ日記のルールや目標については第0回をご覧いただきたい(記事リンク)。
前回の連載第8回ではイングランドリーグに挑戦するも、3年連続でリーグ優勝を逃してしまった(記事リンク)。イングランドリーグは有力選手が集う世界最高峰のリーグであり、優勝することは簡単ではない。とはいいつつも、プレイ日記では各クラブで就任1年目でリーグを優勝することができていたため、前回のイングランドリーグ挑戦の結果は個人的にショックだった。はっきりいって、私の監督としてのプライドはズタボロだ。三度目の正直ならぬ四度目の正直と自分を奮い立たせて、連載第9回ではマンチェスター・シティFC(以下、シティ)でイングランドリーグ制覇に挑戦する。

2つのフォーメーションコンボで狙う初優勝
4年目のシティでイングランド優勝を目指すうえで、個人的に意識したのは「継続」と「革新」という2つの路線だ。『サカつく2026』の戦術には「ポリシー」という概念が存在し、個々の選手には得意とするポリシーが決まっている。シティには「ムービング」のポリシーを得意とする選手が集結しており、戦術としてはボールに連動して選手がポジションチェンジやフリーランニングを繰り返す攻撃的なスタイルだ。過去3年間の鍛錬によってムービングの戦術はクラブに浸透しつつあるも、改善の余地が残されている。
いわばムービングを極めることを目指すのが、継続の路線だ。流れるような攻撃を繰り広げていくムービングにとって、選手に求められることは多い。クラブのほとんどの選手はその要求に応えられているが、CF(Center Forward)の質には満足することができていなかった。『サカつく2026』の事前登録キャンペーンの達成報酬として配布されたハーランドはクラブに加入させて得点を数多く記録してくれたものの、周りの選手を活かす能力に欠けている。ハーランドは3年間で15アシストしか記録しておらず、流動的な動きが求められるムービングの戦術にハマりきったとはいえない。
ムービングの戦術に合致するCFを長年にわたって探していたが、4年目がちょうど始まるタイミングですばらしい選手をクラブに加入させることができた。その選手は、イングランド出身のルーミーだ。最前線でゴールを狙うCFを本職としながらも、AM(Attacking Midfielder)も本職さながらの高い適性をもつ。そうしたルーミーの特性から、味方の得点をアシストしてくれることにも期待できるだろう。新加入のルーミーを起用すると、リーグ開幕時点のスタメン総合力は12万5000をわずかに上回るほどだった。ルーミーはちょうど成長期を迎えているため、彼がさらなる成長を遂げることでスタメン総合力も伸びていくだろう。


ムービングの戦術を整える一方で、別の可能性も検討する必要があると感じていた。ムービングではないほかのポリシーで戦うことで、また違った強さを発揮できると考えたからだ。『サカつく2026』では、特定の条件を満たすことでバフがかかるフォーメーションコンボが発動する。過去3年間ではムービングのポリシーに合致する「アルビセレステ’01」を使用し、ジャンプ、コンタクト、走力、敏捷性が80%も向上する恩恵を得られていた。しかし、スピードやフィジカルで相手に優位に立てる面はありながらも、それだけではイングランドリーグ制覇に届かなかったことも事実だ。
さまざまなフォーメーションコンボを経験したなかでも、イタリア編で使用した「ラ・ロハ’24」が忘れられない。冷静さやキック精度などが80%向上するラ・ロハ’24では、ボールをコントロールすることによって攻守にわたって主導権を握っている感覚があった。しかしながら、ラ・ロハ’24に合致するポリシーはポゼッションだ。シティの選手には合わないと悩んでいたところ、あるひとつのアイデアが思い浮かんだ。それは2種類のスタメンを用意することだ。クラブは最大で30人の選手を在籍させることができるため、片方のスタメンをムービングで固めて、もう1方のスタメンをポゼッションにすればいい。1つのクラブでポリシーの異なる2つのスタメンを用意することは私にとっても初の試みであり、「革新」路線として今回のテーマとなった。

ターンオーバーで快走も序盤でライバルとの直接対決に敗北
ポゼッションのポリシーでラ・ロハ’24のフォーメーションコンボを発動させたところ、スタメン総合力は10万程度。さすがにスタメン総合力が12万5000を超えているムービングのアルビセレステ’01には及ばないが、将来の世代交代に備えてポゼッションのスタメンを鍛えていくのもいいだろう。イングランドリーグで優勝する確率を少しでも上げるために、私はクラブに2つのスタメンを用意することを決めた。
サッカーの世界では試合によって起用する選手を代えることを「ターンオーバー」と呼ぶが、その際に基本的な戦術まで変更することは稀だ。一般的にターンオーバーは、主力選手に休養を取らせるために行われる。私はオプションの戦術としてポゼッションを求めているが、ターンオーバーが1年間で約50試合を戦うシティの選手たちを適度に休ませることも可能となるだろう。

4年目の挑戦となるイングランドリーグでは、開幕戦から7連勝と絶好のスタートを切ることができた。ムービングのスタメンを主力としてリーグ戦に専念させ、ポゼッションのスタメンはカップ戦で起用して連携面の向上を図る。この試みは上手くいった。新加入のルーミーはリーグ戦で得点とアシストでクラブを牽引してくれたし、ヤマルをはじめとするポゼッションのスタメン選手たちも日を追うごとにクラブに馴染んでいってくれているようだ。
しかし、そこは世界最高峰のイングランドリーグ。楽に優勝させてくれるはずもない。第8節には昨年のリーグ王者であるSCリバプールに敗北を喫すると、第9節には3年前と2年前のリーグ王者であるノースロンドンFCにも負けてしまった。その直後に行われたカップ戦でも敗北し3連敗。ムービングとポゼッションの両取りを画策している自分が愚かなのかもしれないと疑問をもつ。

3連敗で動揺したが、そのほかのリーグ戦では4-0や5-0という圧倒的な成績で勝利していることも事実だ。直近の3戦でシーズン全体のプランを変更することはできない。今回の目標は、あくまでもイングランドリーグの優勝だ。直接対決でSCリバプールとノースロンドンFCに負けてしまったとしても、そのほかの相手に勝てばいい。リーグ戦は38試合を終えたときの勝ち点で優勝するクラブが決まるからだ。世界的な選手の集うイングランドリーグで楽勝と呼べる試合など存在しないことはわかっているが、ターンオーバーで万全のコンディションを整えることで勝ち続けることができると私は考えた。そして、ここからシティの猛追が始まる。
エースの天狗を乗り越えて悲願のリーグ優勝へ
SCリバプールとノースロンドンFCに敗北したあとも、シティは勝ち星を上げて着実に勝ち点を積み上げていく。第10節終了時点で首位と勝ち点3の離れた3位だったが、第20節終了時点で首位の座を取り返した。3年間鍛えたクラブに不安は微塵もなく、ターンオーバーで万全のコンディションで戦えているので自信がみなぎっている。もう二度と首位の座を明け渡すつもりはない。
シティは連勝に次ぐ連勝を重ねるも、宿敵であるSCリバプールとノースロンドンFCの勢いも衰えることがない。過去の経験から勝てる試合は1試合たりとも落とせないことはわかっていたが、そのプレッシャーは半端なものではない。しかし、白熱した戦いが続くなかでも、私はそのプレッシャー自体を楽しむことができていた。ムービングで4年間もクラブを育成し、サブの戦術としてポゼッションにも取り組んでいる。そして、ターンオーバーを活かしてリーグ戦のスタメンのコンディションは万全だ。できることはすべてやっているので、これで優勝できなければ仕方ないと達観していたようにも思う。
人事を尽くして天命を待つというマインドに到達していた私だったが、終盤は少しだけクラブの行く末を心配した。それは、あまりの好調ぶりにルーミーが自信過剰の「天狗」になってしまったことだ。優勝が現実的な目標として見えてきた終盤において、エースストライカーの乱調はクラブに深刻な影響を与えかねない。10年間も監督をしてきた経験をもとに、即座にルーミーと面談をして彼の天狗を解消することができたのが幸いだった。デメリットをもたらす天狗は監督にとっては嫌なものだが、不満を汲み取って選手を好青年に戻すことができたときは指導者として喜びに包まれる。ルーミーは試合を通してベストを尽くしてくれる選手のひとりであり、得点やアシストはもちろん前線からの守備にも走り回ってくれる。そうしたルーミーの頼もしさは、天狗イベントを経てより身近に感じられた。


心技体の充実したエースの活躍もあり、リーグ戦も大詰めのあと1試合で優勝するところまでたどり着くことができた。決戦を控えるスタジアムにはクラブのサポーターが結集して、優勝を願ってくれている。試合前のロッカールームでは、選手たちのモチベーションが高い状態にあるのもうかがい知れる。3年間がっかりさせてしまったサポーターと選手に報いるためにもこの試合は勝つ、いや勝ってみせると意気込んで試合に臨んだ。
勝てば優勝という試合で、シティは苦戦した。積極的に攻め上がるも、決定機をことごとくものにできない。試合終了が迫るなかで、86分にルーミーが見せてくれた。味方のゴールキックをヘディングで味方へパスし、そのリターンからドリブルで相手を突破して得点を決めてくれた。一見するとスーパープレイでもなんでもない得点だが、こうした得点こそが私が求めていたものだ。ドリブル、パス、シュートのすべてが高いレベルでまとまっているルーミーがこのクラブに欠けていた最後のピースだったといえよう。最高の選手とサポーターのおかげで、私はシティをイングランドリーグ制覇に導くことができた。


次の目標はヨーロッパ王者
リーグ戦を終えたシティの成績は、38試合34勝4敗の勝ち点102。引き分けがゼロという珍しい戦績となったが、それは勝ちきれる試合をきちんと勝ちきったことを意味する。勝ち点94のSCリバプールや勝ち点90のノースロンドンFCもリーグ上位には違いないが、今回は勝ち点102のシティが優勝にふさわしい。とりわけシティの131得点はリーグのなかでも飛び抜けており、攻撃的サッカーを貫いたことを証明してくれる。
4年間も同じクラブを率いることができたため、その戦力は過去に率いたどのクラブよりも強くなっているように感じる。ムービングをポリシーとする主力のスタメン総合力は12万8000を突破した。成長期を終えてしまった選手がほとんどではあるものの、そのポテンシャルを考えればスタメン総合力13万突破を目指せるかもしれない。


思えば遠くまで来たものだ。日本でJリーグを制覇してから、ヨーロッパで数多くのクラブを指揮することができた。オランダ、ドイツ、スペイン、イタリア、そしてイングランド。そのすべてのリーグで優勝することのできた私は、なんという幸運な監督なのだろう。ヨーロッパの各国を制覇したいま、そろそろ日本に帰ってもいいのかもしれない。しかし、もう1つだけとっていないタイトルがある。それは、ヨーロッパチャンピオンシップだ。
ヨーロッパチャンピオンシップは、ヨーロッパの強豪クラブが参戦するカップ戦。これまで指揮していたクラブで参戦したことはあったが、まだ優勝することはできていない。実は今シーズンもヨーロッパチャンピオンシップに参戦していたが、かつて私の率いたマドリードFCに敗れてベスト4となっていた。教え子たちを相手に戦うというのは監督として感慨深く、負けてしまって悔しい気持ちとどこかうれしい気持ちが入り混じる。次こそは教え子たちにも勝ってヨーロッパ王者の名誉を得たいと思いつつ、現在率いているシティをも直接戦って倒したいと思うようになった。
そこで、次回はシティではない別のクラブを率いてヨーロッパチャンピオンシップの制覇を目指す。4年間も過ごしたシティを離れることに寂しさが伴うことは否定できない。しかし、私自身が過去最高といえるまで育て上げたシティを倒すことこそがヨーロッパ最強を名乗るのにふさわしいと考えている。ルーミーたちを相手に勝つのは決して簡単に達成できる目標ではないが、そうした挑戦をできること自体に血が沸き立つ。これも過去数年間でヨーロッパで監督をしてきたことの恩恵だ。次回はヨーロッパ王者を獲得し、私の監督としての最高到達点を証明したい。

本稿の連載第9回で起用した選手の個人成績をまとめたGoogleスプレッドシートや得点シーンをまとめた動画も共有するので、よければそちらもチェックしてほしい。
『プロサッカークラブをつくろう!2026』は、基本プレイ無料タイトルとしてPC(Steam/Google Play Games on PC)/PS5/PS4/iOS/Android向けに配信中。
また、ここまでのプレイ日記は以下のとおりだ。
第0回:『サカつく』とは何か?筆者はどういう風に遊ぶの?
(記事リンク)
第1回:『サカつく2026』を軽く始めてみたら、いきなり情緒が壊れる濃厚ドラマ。エース「ヴァーディ」離脱に胃を痛め、“不死鳥”としての帰還に感極まる
(記事リンク)
第2回:『サカつく2026』を強火シリーズファンが遊び、「スタメン固定されがち問題」の解決に悶える。もはや監督として“リアル成長”した
(記事リンク)
第3回:約2年続いた無敗記録が、惨敗で途切れた日。荒んだ心が“アイドル”アンタンシェンに癒された
(記事リンク)
第4回:“プレイ100時間超え”でも学ぶことがいっぱい。ポリシーやフォーメーションコンボなど、攻略法をいろいろ研究した
(記事リンク)
第5回:『サカつく2026』をやり過ぎて「自分に何が足りないか」わからなくなり落ち込むスランプ監督日記。それでも“選手の絡み”が尊くて、救い
(記事リンク)
第6回:基本プレイ無料『サカつく2026』強豪ひしめく“魔境”スペインでもがき苦しむガチプレイ日記。久保建英に敗れて思い知る、「負けないサッカー」の向こう側
(記事リンク)
第7回:『サカつく2026』プレイ180時間目にして監督“クビ”寸前の危機。成功体験と数字に溺れた大失敗、からのクラブ再建ガチプレイ日記
(記事リンク)
第8回:『サカつく2026』イングランドリーグはプレイ200時間でも心が折れそうになる“地獄”級の強さ。3か月間ガチプレイ連載で、初めての絶望
(記事リンク)
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