夜勤の寿司職人ホラー『The Sushi Bar | 寿司バー』正式発表、Steamで12月25日リリースへ。日本風の街でせっせと働く寿司職人に、突然襲いかかる恐怖

KM Studiosは11月29日、『The Sushi Bar | 寿司バー』を正式発表した。大阪の街をイメージした架空の都市で、夜勤の寿司職人として働くホラーシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのKM Studiosは11月29日、寿司屋経営ホラーシミュレーション『The Sushi Bar | 寿司バー』(以下、寿司バー)を正式発表した。12月25日にリリース予定。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると日本語表示に対応予定。

『寿司バー』は、90年代の大阪の街をイメージした架空の都市で、夜勤の寿司職人として働くホラーシミュレーションゲームだ。寿司屋の調理場では、ネタを包丁で切ったり盛り付けたりといった仕事があるという。トレイラーでは調理場の要素も確認可能で、ケチャップやマヨネーズといった寿司屋らしからぬ調味料が陳列されており、それぞれ凛々しい顔がプリントされた独特なラベルが貼られている。


一方で本作にはホラーの要素もあり、勤務先である寿司屋の店内や夜の街路では、不可思議なことに遭遇するという。トレイラーも何者かが突然駆け寄ってくるシーンで締めくくられている。このような得体の知れない者との遭遇や、暗号めいたメモなどの謎を解いていくことで、寿司屋に隠された秘密を解き明かしていくことになるとのこと。


本作では、90年代のホラー映画を彷彿とさせる暗くて懐かしい雰囲気を演出するべく、VHS映像のような粒状のテクスチャをあえて使用しているそうだ。ちなみに、プレイヤーはこの設定を好きなときにオンオフできるとのこと。またトレイラー映像では、住宅のリビングルームや、狭い裏路地のような場所、自販機や店のネオンなどが唯一の光源であるような暗いじめじめとした都市風景が確認できる。寿司屋での勤務からの帰路で街の探索なども楽しめるのかもしれない。

 


本作を手がけるのはKM Studios。本作が初開発作品となるようだ。スタジオのXアカウントでは今年8月より開発中であることが示唆されてきたが、このたびティザートレイラーとSteamストアページが公開され、正式発表となった。トレイラーなどを見るに日本風の住居や街並みが再現されつつも、アパートの壁に鮮やかなストリートアートが描かれていたりと、ほんのり欧米っぽさもある世界観も特徴となる模様。独特な世界観でどのようなゲームプレイが展開されるのか、注目したい。

『The Sushi Bar | 寿司バー』はPC(Steam)向けに12月25日リリース予定。

Kei Aiuchi
Kei Aiuchi

RPG、パズル、謎解きアドベンチャー、放置系などを遊びます。比較的やりこみ型。特に好きなゲームは『ルーマニア#203』

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