ゆったり作業集中ツールゲーム『Spirit City: Lofi Sessions』史上最大アプデで“タスク管理機能”パワーアップ。さらに部屋の新装飾アイテム500種類などいろいろ実装

Mooncube Gamesは8月26日、『Spirit City: Lofi Sessions』の大型アップデート1.4を配信開始した。作中に登場する新たなスピリットや500を超えるコスメアイテムなどが実装されている。

デベロッパーのMooncube Gamesは8月26日、『Spirit City: Lofi Sessions』(以下、Spirit City)の大型アップデート1.4を配信開始した。作中に登場する新たなスピリットや500を超えるコスメアイテムの追加など、本作史上最大規模のアップデートとなっている。

『Spirit City』は「集中ツールゲーム」とうたわれる、作業に集中する際に活用できるゲームだ。ゲーム内の状況にあわせた雨音や暖炉の火の音などの心地よい環境音と共に、Lo-Fiミュージックのサウンドトラックを流すことが可能。アバターや部屋を好みにカスタマイズすることもでき、ゲーム画面ではアバターが部屋で静かに過ごす様子が映される。

ゲームとしては、いたずら好きな不思議な生き物「スピリット」を収集する要素も存在。部屋でのアバターの行動や環境音などによってさまざまなスピリットたちが部屋を訪れる。そのほかゲーム内にはToDoリストのほか、休憩時間を設定できるポモドーロタイマー、習慣トラッカーといった機能も用意されている。ちなみにゲーム内に用意されるLo-FiミュージックはすべてHomework Radioの提供による音楽で、YouTubeやTwitchでのストリーミング配信に用いることも可能だ。

本作は2024年4月8日にリリースされ、Steamユーザーレビューにおいて現時点で約4080件中97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。Lo-Fiミュージックや環境音のバリエーションの豊富さ、またアバターや部屋を好みの雰囲気に設定できるという、カスタマイズ性の高さで好評を博している作品だ。

そんな本作に向けて、大型アップデートとなる1.4アップデートが8月26日に配信された。アップデートにおいては500を超える装飾アイテムが追加。また新カテゴリの装飾品によって、天井、サイドテーブル、ウォールアート、さらに窓の外の風景まで、これまでカスタマイズ不可能な部分まで変更可能。よりカスタマイズの幅が広がっている。大量のアイテム追加にあわせて、1分ごとに1スピリットクレジットを獲得できるようにバランス調整も施されているという。また同時に、装飾アイテムを購入前に試すことができるプレビュー機能も追加。クレジットを節約しながら、さまざまな組み合わせを試すことができるだろう。

そして新たなスピリットとしていたずら好きのゲーマーチンパンジー「エイプビット」と、まんまる両生類の「ハネカエル」が追加。どちらも適切な環境を整え、発見することでスピリット図鑑に加えることができる。

また、本作におけるサウンドスケープには「ネコの鳴き声」「遠くの街の音」「小川のささやき」「海のしらべ」が新たに登場。さらに新学期に合わせて、作業や勉強にぴったりの「Refreshing Study Sessions」プレイリストも追加されている。またゲーム内のアバターが行うことができるアクティビティにも「ゲーム」や「瞑想」のアクティビティが実装されている。

そしてUIにも改善が図られており、生産性向上ツールの大きさ、そして場所を変更可能に。また、ToDoリストは5つまで保持できるようになり、締め切りも設定可能になっている。集中ツールゲームとして、より作業を効率化しやすい機能も追加されたかたちだ。

1.4アップデートではそうしたさまざまな追加要素が実装されており、本作最大規模のアップデートとなっているようだ。なおMooncube Gamesは本アップデートをひと区切りとし、さらなるアップデート計画のため2週間ほどの休暇に入るという。今後のアップデートにも期待したい。

『Spirit City:Lofi Sessions』はPC(Steam)向けに販売中。期間限定セールとして日本時間9月9日23時まで、定価1250円のところを30%オフの875円にて購入可能だ(いずれも税込)。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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