デベロッパーのMooncube Gamesは1月23日、『Spirit City: Lofi Sessions』(以下、Spirit City)を4月8日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページ表記によると日本語表示にも対応予定。
『Spirit City』は「gamifiled focus tool」と謳われており、別の作業に集中する際に活用できる放置ゲームとなるようだ。ゲーム内の状況にあわせた雨音や暖炉の火の音などの心地よい環境音と共に、Lo-Fiミュージックのサウンドトラックを流せるという。ゲーム画面では基本的に、アバターが部屋で読書したりPCを操作したり静かに過ごす様子が映されるようだ。アバターや部屋を好みにカスタマイズすることも可能とのこと。
ゲームとしては、いたずら好きな不思議な生き物スピリットを集める要素も用意される。装飾や環境音の違い、部屋でのアバターの行動にあわせてさまざまなスピリットたちが部屋を訪れるそうだ。スピリットは撫でることも可能だという。
そのほかゲーム内にはToDoリストのほか、休憩時間を設定できる短時間タイマー、習慣トラッカーといった機能を用意。作業を効率化したり、適度に休んだりする際に便利なシステムとなりそうだ。なおゲーム内に用意されるLo-FiミュージックはすべてHomework Radioの提供による音楽で、YouTubeやTwitchでのストリーミング配信に用いることも可能とのこと。またゲームにはWeb音楽プレイヤーも内蔵され、楽曲カタログを拡張させることも可能とされている。
本作を手がけるのはカナダに拠点を置くMooncube Games。本作は同スタジオにとって初の作品になるようだ。作業用に放置してBGMを流せる先発作品はあるものの(関連記事)、アバターのカスタマイズやペット要素、作業に便利なさまざまな機能が備わっている点などが本作の特徴となりそうだ。Steamストアページではデモ版も配信中となっているので、試しに利用してみるのもいいだろう。
『Spirit City: Lofi Sessions』は、PC(Steam)向けに4月8日リリース予定だ。