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ファンタジー工場自動化シム『Alchemy Factory』正式リリース、効率化の魔の手が「お客」にも。“魔法だからできる”やりすぎ自動化商売
Gamirror Gamesは9月8日、高評価錬金術自動化シム『Alchemy Factory』を正式リリースした。

パブリッシャーのGamirror Gamesは9月8日、D5 Copperheadが手がける自動化シム『Alchemy Factory』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Alchemy Factory』は、魔法と錬金術で生産ラインを作って成り上がる3D自動化シミュレーションゲームである。プレイヤーは小さな店を持つ見習い錬金術師として、一国を代表するほどの錬金マスターを目指す。本作は中世ファンタジーのような世界観ながら、工場自動化要素が存在するのが特徴だ。採取から加工、製造、商品陳列、販売に至るまで、店舗経営に必要なさまざまな業務を自動的におこなう魔法装置に丸投げすることができる。また、生産できる商品も、ポーション・宝飾品・聖遺物など、ファンタジー世界らしいものばかり。奥深い自動化と店舗経営を楽しめる作品だ。

そんな本作が9月8日、約9か月に渡った早期アクセス期間を終了して正式リリースを迎えた。あわせて実施されたアップデートでは新たにワゴン物流システムが登場し、従来よりも効率的な運搬を実現できるようになった。また、店舗経営システムが大幅にアップグレードされており、複数店舗に対応したほか、客が階層をまたいで移動できるようになっている。このほか、大型テレポートゲートによって任意のエリアから客を店舗内へ転送する機能なども加わった。
なお、これまでの早期アクセス期間中にも、制限なしに建築・制作が楽しめるサンドボックスモード、プレイヤーが10分の1サイズに小さくなって世界の細部をすみずみまで探索できるミニチュア化装置、建築物の高層階まで瞬時に移動できるエレベーター、Steamワークショップを利用した設計図共有機能など、多くのアップデートがおこなわれてきた。今回の正式リリースで、早期アクセス期間に予定されていた内容のすべてが実装されたかたちだ。ちなみに早期アクセス期間中にSteamワークショップに共有された設計図は3500点以上で、初心者プレイヤーがつまずかないよう利用できるものから、熟練プレイヤーが参考にできるものまで、幅広い内容が揃っている。

本作は早期アクセス配信の開始直後から注目を集め、配信開始からわずか1か月で累計販売本数が15万本を突破。その後もややペースは緩やかになったものの順調に売れ続け、現時点で累計販売本数は20万本以上に達している。ゲームの評価も高く、本稿執筆時点でSteamユーザーレビューは約2300件、そのうち89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
本作は工場自動化と店舗経営シミュレーションに、ファンタジー風の世界観を組み合わせた「ありそうでなかった」作品である。3次元の複雑な生産ラインを構築することができるが、魔法の力を使って「ポータル」を開いてテレポートで素材を輸送するなど、ファンタジーならではの少しズルいライン構築も楽しむことも可能だ。正式リリースでは客さえも大型テレポートゲートでやってくることになり、本作ならではの自動錬金術ショップ経営がさらに加速することになる。レビューでもそうした世界観や自動化要素は好評で、中毒性の高さからついつい夢中になって半日近くぶっ続けでプレイしてしまったというプレイヤーも見受けられるほどだ。

そんな本作を手がけるD5 Copperheadは、中国・蘇州を拠点として3名で開発をおこなっている小規模なゲームスタジオだ。本作が同スタジオにとって初の作品となるが、メンバーは全員ゲーム会社などで複数のタイトルの開発に携わってきた経験を持つという(関連インタビュー)。華々しいデビュー作となった本作や、同スタジオの今後にも注目していきたい。
『Alchemy Factory』は、PC(Steam)向けに配信中。現在はリリース記念セールが開催されており、9月21日までの期間限定で定価の20%オフとなる税込1600円で購入可能だ。
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