“エレベーター待ち地獄”解消ハッキングシム『Elegorithm』発表。乗客ラッシュ捌きまくりエレベーターシステムを目指す、ノード組み換え最適化ゲーム

個人ゲーム開発者のカリヤ・ズッキーニ氏は6月27日、『Elegorithm(エレゴリズム)』を発表した。

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個人ゲーム開発者のカリヤ・ズッキーニ氏は6月27日、『Elegorithm(エレゴリズム)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、今夏配信予定。

『Elegorithm』は、エレベーターの制御アルゴリズムを組み替え、ビル内の乗客を効率よく運ぶシミュレーションゲームだ。舞台となるのは、世界各地に存在する非効率なエレベーターシステム。プレイヤーはハッカー組織「Elegorithm」の一員としてターゲットのビルに侵入し、独自の制御アルゴリズムを構築していく。階数や機体数、乗客の発生パターンに応じてルーティングを調整し、目標値の達成を目指すのだ。

ゲームプレイは、画面上のブループリントに並ぶ処理ブロックを線でつなぎ、エレベーターの挙動を組み立てるかたちで展開される。乗客の発生や行き先ボタンの押下といったトリガーを起点に、「もっとも近い号機を取得」「変数階へ配車する」などのノードを接続し、各機体の動きを制御。乗客が現れた階に近い号機を向かわせる、特定フロアへの移動を優先させるといった具合に、ロジックを組み立てていく。設計がうまく噛み合えば乗客はスムーズに運ばれる一方、制御が追いつかなければ待機列が膨らみ、ハッキングが検知されゲームオーバーとなるという。

本作ではハッキング中に朝・昼・夜のフェーズが移り変わり、それにあわせて乗客の流れも変化していく。フェーズ移行時には、定員を1人に固定する代わりに速度を上げる「急行ドライブ機構」や、定員を増やす一方で速度が落ちる「大型キャビン拡張」、AIメモリの上限を増やす「AIメモリ増設」といったパッチを選択可能。状況に応じて機体性能を調整し、押し寄せる乗客をさばいていくことになる。さらに、ハッキングの目標を達成して報酬を得ることで、新たなノードライセンスをインストールできる。使えるノードの種類が増えれば、より複雑な条件分岐や高度な配車ロジックも構築可能。刻々と変わる人流にあわせてアルゴリズムを磨き上げ、効率的なエレベーターシステムを構築するのだ。

本作の開発を手がけるのは、個人ゲーム開発者のカリヤ・ズッキーニ氏だ。同氏は5月に、エレベーターを手動で制御するシミュレーションゲーム『アルゴリズムより、君を信じる ~新人社員・松本の、付箋によるエレベーターマニュアル操作術~』を配信している。同作では、付箋をドラッグ&ドロップして社員を目的階へ運ぶ、ワンオペ業務の混乱が描かれていた。そんな同氏が新たに手がける本作『Elegorithm』では、そうしたエレベーター運行のテーマを引き継ぎつつ、手動制御からノードベースのアルゴリズム構築へと発展しているわけだ。前作で描かれた手でさばく忙しさが、今度は頭で組む最適化としてどのような手触りを生むのか、注目したい。

『Elegorithm(エレゴリズム)』はPC(Steam)向けに今夏配信予定。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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