Global Sites
AMDのゲーミングCPU「Ryzen 7 7700X3D」発表、7月16日発売へ。ゲーム特化“X3D”シリーズの新モデル、329ドル(約5万円)
AMDは6月1日、「Ryzen 7 7700X3D」を発表した。

AMDは6月1日、「COMPUTEX 2026」の開催に先駆けて、AM5プラットフォームCPU「Ryzen 7 7700X3D」を発表した。7月16日に発売予定で、希望小売価格は329ドル(日本円換算で約5万2000円)。「3D V-Cache」を搭載した低価格モデルとなる見込みだ。
「Ryzen 7 7700X3D」はRyzen 7000シリーズ(Zen4世代)としてリリースされる8コア16スレッドのCPUだ。ベースクロックは4Ghz、ブーストクロックは最高4.5GHz。TDPは120Wだ。大きな特徴としては、L3キャッシュを垂直に積層する「3D V-Cache」技術を採用することで、合計104MBの大容量キャッシュを搭載。これにより、ゲーミング性能に優れているとされる。

Ryzen 7000シリーズのX3Dモデルとしては、高い人気を獲得した「Ryzen 7 7800X3D」や6コアのエントリーモデル「Ryzen 5 7600X3D」などが存在していた。今回発表された「Ryzen 7 7700X3D」は、クロックを落とすことで8コアのまま価格を抑えたモデルという位置づけとなりそうだ。今年1月には「Ryzen 7 9800X3D」のマイナーチェンジ版として「Ryzen 7 9850X3D」が発表されていたが(関連記事)、旧世代のCPUについてもラインナップを拡充させていく姿勢が見受けられる。
また今回の発表では、AM4プラットフォームの10周年を記念して、「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が販売されることも明かされた。熱伝導材Carbice Ice Padを付けて冷却性能を高めているとのこと。6月25日に発売され、希望小売価格は349ドル(日本円換算で約5万6000円)となる。

なお「Ryzen 7 7700X3D」のローンチにともなって、ソケットAM5プラットフォームのサポート期間を2029年まで延長することも発表されている。これまで最低でも2027年までサポートされると伝えられてきたAM5だが、さらに長期のサポートが宣言されたかたちだ。ユーザーはマザーボードを頻繁に買い替えることなくCPUを換装できるため、これまで約2世代おきにソケットを変更してきたインテルに対するアドバンテージがさらに強まったと言えるだろう。二社の競争がどのように動いていくのかは注目される。
「Ryzen7 7700X3D」は7月16日発売予定。希望小売価格は329ドルで、国内販売価格は未定だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


