選択肢に“奇行”がいっぱい冒険ADV『勇者の選択肢がおかしい』Steam版発表。ようすがおかしい勇者たちの冒険に、エピソードを追加した新バージョン

PLAYISMは5月10日、『勇者の選択肢がおかしい』Steam版を発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは5月10日、『勇者の選択肢がおかしい』Steam版を発表した。2026年にリリース予定。フリーゲーム版をベースに、新エピソードや設定資料集などが追加されているそうだ。

『勇者の選択肢がおかしい』は、次々に現れるおかしな選択肢を含めて勇者一行のコミカルな冒険を描いた、テキストアドベンチャーゲームである。本作の舞台となる赤い月が輝く王国では、近頃魔物の様子がおかしくなっていた。彼らは普段より凶暴化して悪事を働いており、王国の民に被害が及んでいた。魔王はもう何年も大人しくしているが、何か恐ろしいことを企んでいるに違いない。メインキャラクターである物理特化の勇者、攻撃魔法が得意なジヴァン、癒し魔法が得意なシェイラは、王様の命を受けて魔王の下へ出発。勇者一行による冒険の旅が繰り広げられていく。しかしプレイヤーの前には、おかしな選択肢もたくさん登場するのだった。本作では選択肢によってとんでもない方向に逸れていく、勇者一行のコミカルな旅路が描かれる。

勇者、ジヴァン、シェイラの3人の冒険はテキストアドベンチャーゲームとして展開される。テキストを中心に、多数のCGを交えながらストーリーが進行。プレイヤーは時折発生するバトルシーンも含めて、選択肢を選ぶことで勇者たちの旅を導いていく。

ただし本作では、多数のおかしな選択肢も用意されている。具体的には、突然勇者が山田を自称し始めたり、危険な植物を食べようとしたり、橋を破壊しようとしたりといったトンチキな行動が登場。プレイヤーは、もちろん真っ当な選択肢を選んでもいいし、唐突に奇行に走ってもいい。本作ではおかしな選択肢によって、自由でコミカルな楽しい冒険が描かれるのだ。本作は2000枚以上のイラストによって、シーンごとの情景が視覚的に表現されている。30以上のエンディングが用意されており、エンディングへ直行してしまう選択肢も多数登場。一方でいつでもセーブが可能となっており、セーブ/ロードによって気軽におかしな行動が試せるようになっている。

本作は、開発者の港ねずみ氏が手がけている。過去作としては、『宇宙飛行士くんのぼうけん』をフリーゲームとして公開されている。本作については、2020年に「ニコニコ自作ゲームフェス新人賞 2020」にてPLAYISM賞を受賞するなど、長く開発が継続。2025年5月に完成版がフリーゲームとして公開されており、公開時にはおかしな選択肢によるコミカルで明るい内容などから、注目を集めていた。選択肢を選んでいくだけのオーソドックスなテキストADVであるものの、時に予想のつかない展開も待っているためシンプルな選択肢を選ぶ楽しさがあり、奇行の目立つ勇者を含めたキャラクターたちも特徴だろう。

『勇者の選択肢がおかしい』Steam版には、そんなオリジナルのフリーゲーム版に追加要素が実装されている。プレスリリースによると、まず新エピソードの追加によってシナリオがパワーアップしているという。また設定資料集も付属。キャラクターのイラストなどが見られるようだ。Steam版は、フリーゲーム『勇者の選択肢がおかしい』が追加要素によってパワーアップを遂げた、新バージョンとなるわけだ。

『勇者の選択肢がおかしい』Steam版は、2026年にリリース予定。フリーゲーム版は、ブラウザ(ふりーむ!/PLiCy)/PC(BOOTH)向けに公開中だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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