嘘つき極限ギャンブルマルチ『Liar’s Bar』新ブラフルール追加無料アプデ配信開始&Steamチャートを駆け上がる。“デビルルール”追加でSteam上位ゲームに

Curve Animationは10月21日、マルチプレイテーブルゲーム『Liar’s Bar』に最新アップデートを配信。新たなゲームルールなどを追加した。人口は、Steam全体でもトップ20に入る数字。

デベロッパーのCurve Animationは10月21日、マルチプレイテーブルゲーム『Liar’s Bar』に最新アップデートを配信。新たなゲームルールなどを追加した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。

本作は、最大4人でのオンライン対戦を楽しめるテーブルゲームだ。ブラフを駆使することが前提の心理戦が繰り広げられ、負けたプレイヤーには最終的に死が待っている。

『Liar’s Bar』には、現時点ではトランプを使う「Liar’s Deck」と、サイコロを使う「Liar’s Dice」という2種類のゲームが収録。プレイヤーは、さまざまな動物が擬人化されたキャラクターから自分のアバターを選択し、2〜4人で対戦する。

Liar’s Deckでは、各プレイヤーにトランプの絵札がランダムに5枚ずつ配られ、順番に手札の中から任意の絵札を選択し、裏向けにテーブルに出していく。出すカードは、ラウンドごとに設定されるテーマと同じ絵札である必要があるが、ブラフとして別の絵札を出すこともできる。プレイヤーは、前のターンのプレイヤーが嘘をついていると感じれば、指摘してトランプを確認可能。嘘が見破られた、あるいは指摘が間違っていたプレイヤーは、リボルバーでロシアンルーレットをおこなわなければならない。

一方のLiar’s Diceでは、各プレイヤーに5つのサイコロが用意され、ゲームが開始されると伏せたカップの中でシャッフル。自分のサイコロの出目は自分だけが確認でき、全員の合計として、どの目のサイコロがいくつ出たかを予測して順番に入札していく。そして、前のターンのプレイヤーの入札が誤りだと感じた場合には、やはり指摘が可能。指摘が失敗した、あるいは入札の間違いが判明したプレイヤーは毒の入ったボトルを飲み、計2回飲むと死亡しゲーム脱落となってしまう。


今回配信されたアップデートでは、Liar’s DeckとLiar’s Diceそれぞれに新たなルールが追加された。まずLiar’s Deckには「デビルルールセット」が追加。配られるトランプの中に1枚だけデビルカードが含まれ、もしブラフを指摘されたプレイヤーがデビルカードを保有していると、指摘されたプレイヤー以外全員がロシアンルーレットをすることになる。ブラフの指摘によるリスクが、ほかのプレイヤーにも及ぶルールだ。

そしてLiar’s Diceには、「伝統的ルールセット」が追加。入札の誤りの指摘が間違っていた場合、指摘されたプレイヤー以外全員が毒のボトルを飲まなければならないというルールである。また同ルールでは、出目の1はワイルドカード扱いとなり、任意の数字としてカウント可能。これを巧みに利用することが大事とのこと。

アップデートではこのほか、アバター用のキャラクターが2体追加され、またキャラクターの背景となる物語も用意された。さらに、より早くゲームに参加できるクイックジョイン機能も追加。なお、現在ランキングシステムに不具合が発生しているそうで、こちらは次回アップデートにて修正予定となっている。


本作は、今年10月2日にPC(Steam)にて早期アクセス配信が開始。ユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約6500件のうち87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。また、同時接続プレイヤー数は配信開始以降ぐんぐん伸び、これまでのピーク時に約9万8000人を記録(SteamDB)。これはSteam全体でもトップ20に入る数字で、大きな人気を獲得している。本作の早期アクセス配信は6か月間ほど続けられ、正式リリースまでには「Liar’s Poker」と「Liar’s Roulette」という2種類の新ゲームなど、さらなる要素が導入される見込みとなっている。

『Liar’s Bar』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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