サンソフト新作コロニーシム『Ark of Charon(アークオブカロン)』7月9日早期アクセス配信開始へ。旅する世界樹の苗木の上で、防衛拠点を建築し魔物を撃退

 

サンソフトは5月23日、コロニーシム&タワーディフェンスゲーム『Ark of Charon(アークオブカロン)』の早期アクセス配信を、7月9日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は未定(早期アクセス割引あり)。

また、Steamにて日本時間6⽉11⽇〜18⽇に開催予定の新作体験版配信イベント「Steam Nextフェス」への本作の参加も決定。本作はイベント開始に先立ち、日本時間5月31日午前2時頃から体験版が配信されるとのこと。

『Ark of Charon(アークオブカロン)』は、コロニーシムとタワーディフェンスを融合させた作品だ。開発は、『モンスターハンターNow』などに開発協力しているアングー株式会社とサンソフトが共同でおこなっている。本作の舞台となるのは、世界樹が失われて生命がいなくなってしまった世界。この世界に新しい世界樹の苗木が芽吹いたことで、プレイヤーは世界樹の管理者となり、世界をふたたび命あるものにするため、世界樹の苗木を苗床まで導く旅をする。

本作は、ワールドマップの複数のルートから行き先を選択してゲームを進めるかたちとなり、訪れる土地ごとに敵である魔物の脅威レベルや、存在する各種資源の量などが異なる。世界樹の苗木は巨大な獣のような姿をしており、道中では魔物たちが襲来。そこでプレイヤーは使い魔たちを操り、資源を集めて世界樹の苗木の上に建築をし、移動要塞さながらに武装化して魔物を撃退することとなる。

 

使い魔たちに指示を出すことで、採掘や伐採を通じてさまざまな資源を入手し、世界樹の苗木の上に建築できる。建築においては、アイテムの備蓄や弾薬の製造などをおこなう施設のほか、世界樹の苗木を守るための防壁も必要になるという。農業や料理要素も存在するようだ。ただ、世界樹の苗木の上はスペースが限られているため、効率的に建築することが求められる。

また旅をおこなうなかでは、かつてこの世界に暮らしていた人類のテクノロジーを獲得可能。掘り進めた地下から遺物が見つかることもある。獲得したテクノロジーは、技術ツリーにてポイントを割り振ってアンロックしていくかたちとなる模様で、より強力な兵器や施設を作ることができるようになる。


早期アクセス配信開始時点では、想定されるボリュームの中盤まで体験できるコンテンツが収録予定。ゲームモードは2種類用意されるとのこと。そして3〜6か月程度かけてさらに開発を進め、旅の最終目的地や、その障害となる新たな強敵、またそれを乗り越えるために必要となる新たな建築物や兵器が追加されていく見込み。少し変わった遊びを楽しめるゲームモードの追加や、プレイヤーのフィードバックに基づいた新要素の導入、バランス調整、バグ修正もおこなわれる。

『Ark of Charon(アークオブカロン)』は、PC(Steam)向けに7月9日に早期アクセス配信予定だ。また、5月31日には体験版が配信予定。体験版ではゲーム内の要素の制限はほぼなく、旅の序盤をじっくり遊ぶことができる内容になるそうだ。