パン屋経営&ダンジョン探索アクション『Aeruta(アルタ)』5月16日にSteam早期アクセス配信開始へ。冒険者が島中を冒険して食材を入手しつつ、一転店ではパンを焼く

 

デベロッパーのFromDawnは5月3日、『Aeruta(アルタ)』の早期アクセス配信を、5月16日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、ダンジョン探索アクションとパン屋経営シミュレーションを組み合わせたRPGだ。本作の世界では、「みんなお金持ちだから」という理由で勇者になりたい若者が急増中。主人公であるキツネ耳の少女チャヤもまた、勇者になることを目指し冒険している。


『Aeruta(アルタ)』にてプレイヤーは、ダンジョン探索を通じて天然食材を手に入れ、それを持ち帰ってパン屋を経営することになる。というのも、主人公チャヤは偶然訪れた街のパン屋を破壊してしまい、修復するお金を稼ぐ必要に迫られたため、そのパン屋で働くアルバイト生活を始めたのだ。

ダンジョン探索パートは横スクロールアクションとなっており、舞台となる島のマップからステージを選択し、かわいい見た目ながら危険なモンスターと戦う。チャヤは鞭のような武器を扱い、コンボを決めたり強力なスキルを発動可能。そのバトルを通じて、美味しいパンを作るための素材を入手できる。

一方のパン屋経営パートでは、獲得した素材でパンを焼き上げて、島の住民たちにパンを販売する。ここでは素早く品出ししたり、スムーズにお会計をしたりといったことが重要。また、お客はゴミを落としていくこともあるため、速やかに片づけて店内を清潔に保つことも求められる。このほか、ストーリーを進めていくなかでは、個性的なキャラクターとの出会いも待っているという。


早期アクセス配信開始時点では、最初の島と3体のボスが収録。スキルツリーを通じた各武器の強化や、パンの開発、村の発展、仲間との出会いといった要素のほか、スペシャルイベントも用意される。そして、約半年から1年ほどさらに開発が進められるなかで、新たな島やボス、武器、パン、イベントの追加、より進化したスキルツリーおよびバッジシステムの実装、仲間たちとのサイドストーリーの追加などがおこなわれる予定となっている。

『Aeruta(アルタ)』は、PC(Steam)向けに5月16日に早期アクセス配信予定だ。また、Steamでは体験版が現在配信中である。


*最近SNS上で盛り上がっている「自分のゲームに影響を与えた3作品」を開発元FromDawnも投稿。本作は『Skul: The Hero Slayer』『Moonlighter』『とうほう夜雀食堂』から影響を受けたとのこと(関連記事)。