『鉄拳8』メニューの“上裸どアップカズヤ”が大型アプデでついに変更。しかし今度は“超どアップエディ・ゴルド”

バンダイナムコエンターテインメントは4月2日、『鉄拳8』に向けてアップデートデータVer.1.03.01を配信した。エディ・ゴルドの登場により、『鉄拳8』の“メニュー事情”に変化が訪れ、注目されているようだ。

バンダイナムコエンターテインメントは4月2日、『鉄拳8』に向けてアップデートデータVer.1.03.01を配信した。Ver.1.03.01では一部キャラクターの技の挙動や性能の調整がほどこされたほか、新プレイアブルキャラクター「エディ・ゴルド」が早期アクセスとして実装されている。このエディ・ゴルドの登場により、『鉄拳8』の“メニュー事情”に変化が訪れ、注目されているようだ。


『鉄拳8』は対戦3D格闘ゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。本作の舞台は前作『鉄拳7』より半年後の世界。三島一八は作中に登場する架空の企業G社の代表として世界掌握を進める。彼の息子である風間仁は、G社の侵攻を阻止し、そして自らに流れるデビルの血の因縁に決着をつけるため、一八との決着をつけようとする。それは再び世界を巻き込んだ闘争へ発展していくこととなる。

また今回『鉄拳8』に追加された「エディ・ゴルド」は『鉄拳3』にて初めて登場した、ブラジル人のカポエイラ使いだ。彼は父の仇である三島一八への復讐を果たすためカポエイラの技を磨き続けていたが、一八の前に一度は倒れてしまう。上空より飛来した吉光に間一髪救われたエディは、復讐ではなく、より多くの人々を救うための闘いを選ぶこととなる。


そんなエディ・ゴルドの参戦で、『鉄拳8』のメニュー画面にも変化が起こっているようだ。もともと『鉄拳8』の起動画面では、一八がこちらをじっと睨みつけるようにたたずんでいた。その後メニュー画面に移行しても一八はずっとこちらを見つめたまま。それどころか、ストーリーモードやオンラインモードなど、カテゴリを移動することで、舐めまわすようなアングルで、上裸で構えた一八の拳や胸、背中などを映し出していた。

この“上裸どアップカズヤ”はすぐさまネットミームのような状態になっていた。ユーザーのなかには、毎回こちらを睨みつけて威圧してくる一八を見せられる点や代り映えのなさからか、ほかのキャラに変えたいといった意見がみられた。一方で、暗がりの中で映し出された一八のたくましい大胸筋などに熱い視線を送るユーザーも存在。いずれにせよSNS上や掲示板などで、国内外問わず話題となっていた。


その“上裸どアップカズヤ”が、Ver.1.03.01では“超接写エディ・ゴルド”に変更。エディは右手親指で自らを指し、ついに参戦した自分に刮目せよと言わんばかりだ。またメニュー画面における舐めまわすようなカメラアングルもそのままに、ねっとりとエディを映し出すメニュー画面となった。

“超接写エディ”に変更されたことによる反応は悲喜こもごものようだ。上裸の一八とのにらめっこからようやく解放されたとする声などがみられる一方で、悲しむ声も存在。一八をメインで使っていたのでエディに変わったのを悲しむ反応や、今度はエディと数か月にらめっこし続けることになるかもしれないと困惑する人などもみられる。また「メニューのキャラを変える機能」の実装は引き続き一部ユーザーから要望されている様子だ。


今回“上裸どアップカズヤ”から“超接写エディ”へとメニュー画面が変更された『鉄拳8』。今後も新プレイアブルキャラクターが追加されるたびに、どアップとなるキャラクターが変更されていくのだろう。、いずれどアップとなるキャラクターを自由に変えられる日がきたり、あるいは再び一八に戻ったりするのかもしれない。とはいえしばらくは、超接写のエディと向かいあうこととなりそうだ。

鉄拳8』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。なお「エディ・ゴルド」は4月5日に追加予定となっており、「プレイアブルキャラクターYear 1 Pass」が同梱されている「デラックスエディション」「アルティメットエディション」所有者は、本日から早期アクセスが可能だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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