『龍が如く8』ワイルドダンサーの天職開眼シーンを“本職”がオマージュし注目集める。へんてこ演出だらけの天職開眼シーン、意外とマネできるかも

 

ファイヤーナイフダンスチームSiva Olaは2月15日、X(旧Twitter)にてファイヤーナイフダンスの映像を公開した。本映像は、セガが発売した『龍が如く8』において、春日一番が「ワイルドダンサー」に天職開眼するシーンのオマージュとなっている。


『龍が如く8』は、『龍が如く』シリーズの最新作だ。本作は『龍が如く7 光と闇の行方』から引き続き、ターン制のコマンドバトルが採用されたRPGである。主人公である春日一番たちの物語の舞台は、前作に登場した横浜・伊勢佐木異人町のほか、日本を飛び出してハワイへ。ジャンルをRPGと変えた前作から採用されたジョブシステムには、マリンマスターやトロピカルダンサー、ワイルドダンサーといった、リゾート地らしいジョブが追加されている。

なおジョブは、ゲーム内に登場するツアー会社「アロハッピーツアーズ」でハワイのアクティビティを体験することで、春日をはじめとした面々が「天職開眼」することで転職することができるようになる。今回Siva Olaがオマージュしたのは、この天職開眼のシーンである。


このたびオマージュ映像を公開したSiva Olaは、ファイヤーナイフダンスチームだ。ファイヤーナイフダンスとは、サモアに古くから伝わる踊りで、戦いでの勝利のジェスチャーをもとにしているものであるそうだ。両端に火を点けた棒を体の周りでバトンのように回しながら、勇敢に踊るパフォーマンスである。

なお、Siva Olaは、現在『龍が如く8』とコラボイベントをおこなっている、福島県のスパリゾートハワイアンズが擁する、日本で唯一のプロファイヤーナイフダンスチームだ。普段はショーでそのダンスを披露している。Siva Olaは現在8人で活動しており、メンバーの中には『龍が如く』シリーズのファンがいるそうだ。

今回Siva Olaが公開した映像内では、春日たちが観客として楽しんでいるショーの部分に加え、天職開眼した後に春日が見せるダンスと決めポーズまで、Siva Olaのメンバーが再現している。さらに、ゲーム中のカメラアングルを、できるだけ再現しようと撮影されている。Siva Olaの前半の4人で踊っている部分と、1人で踊っているパートで切り分けて、ゲーム中の映像と見比べると、その再現度の高さがわかりやすい。意外とマネできるのかもしれない。


なお、ワイルドダンサーの開眼シーンは格好良いほか、『龍が如く8』の天職開眼シーンは、全体的に面白いものが多い。たとえば、子供のチャンバラごっこを目撃し、さらに頭髪の薄い男性の頭上にヤシの木の絵が重なった姿を目撃してちょんまげを想像した春日が、サムライの天職に開眼する。とんでもない流れからの天職開眼に、思わずツッコんだプレイヤーも多いのではないだろうか。


ほかにも、アロハッピーツアーズのアクティビティでは、春日たちがハワイを楽しむ姿やビーチヨガに挑戦して腰の痛みを訴える桐生など、思わずほっこりするシーンが満載だ。意外なアクティビティから意外なジョブに目覚める、その一連の流れもツッコミどころ満載なので、まだ天職開眼していない人は試してほしい。

龍が如く8』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。