ローグライトオートバトラー『Just King』、Steam“非常に好評”の中正式リリースで人集まる。シナジー満載の4人パーティーを作り、強敵たちを叩きのめす

 

デベロッパーのVISHは12月19日、見下ろし型ローグライト『Just King』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作は早期アクセス期間から人気を博しており、好評の中正式リリースされたかたちだ。

『Just King』は見下ろし視点で繰り広げられるオートバトルローグライトだ。舞台となるのはとある王国。プレイヤーは王となって各地域に赴き、王国の再統一を図るため各地の敵を倒していくこととなる。

しかしプレイヤーキャラクターである王自身は戦闘することはない。所持しているゴールドを消費してヒーローを最大4人まで編成可能。戦闘ではヒーローは出現した敵に対して自動で攻撃をおこなう。そのため、プレイヤーがおこなう行動は、パーティーの編成やアイテムの購入のほか、戦闘での移動およびヒーローの位置の調整のみとなる。

ヒーローは33種類存在する。遠距離攻撃が得意なヒーローや、味方に強化効果を与えるヒーローなど、その方向性も多種多様だ。またそれぞれのヒーローには属性が割り当てられている。たとえばヒーローのひとり「レンジャー」には「主人公」「ラッシュ」という属性があり、こうした属性が重複していくごとに、各属性に応じたシナジーが発動するようになっている。パーティーの能力を最大限発揮できるように、相乗効果なども考えながら編成していくことが大事になるだろう。


本作は2022年5月よりデモ版が配信されており、同年7月より早期アクセス配信が開始されていた。SteamDBによると、本作は早期アクセス配信直後からピーク時同時接続プレイヤー数1247人を記録するなど、人気を博していた。また、バランス調整や新ヒーローの追加といったアップデートも精力的におこなわれており、Steamユーザーレビューにおいては本稿執筆時点で、1128件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューでは本作における、ヒーローの配置や編成といった部分の戦略性が好評を集めている。またつぶらな瞳の登場キャラクターがコミカルでかわいいと評価する声も散見される。

そうして支持を集めていた本作が12月19日、パッチ1.0.0配信とともに正式リリースされたかたちだ。正式リリース後は、それまで毎日ピーク時でも50人前後だった同時接続プレイヤー数が、150人ほどで推移するようになり、正式リリース後最大で400人を記録している。


正式リリースにあたっては、新ステージ「Dreek Coliseum」が追加された。ほかにも新ヒーローや新シナジーなどが追加。新たに追加されたヒーローには、ものを掴んで投げ飛ばすサイクロプスや、相手を定期的にスタンさせるメデューサなどがおり、それぞれの新たな能力によって戦略の幅が広がりそうだ。

また機能面ではコントローラーがサポートされ、キーボード/マウス以外でも操作が可能になるなど、さまざまなアップデートがおこなわれた。正式リリースにともなって追加された要素の全容が気になった方は、開発元からの告知を確認されたい。

『Just King』はPC(Steam)向けに配信中。なおリリース記念セールとして1月5日まで定価410円のところを25%オフの307円で販売中だ(いずれも税込)。