Steamカエルの“Only Up”系アクション『Don’t Fall』10月11日早期アクセス配信開始へ。『Jump King』っぽい怪しげなジャンプで頂上を目指す

 

デベロッパーHunt Gamesは9月15日、『Don’t Fall』を10月11日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応するという。

https://twitter.com/Huntgames971/status/1702613846068752571


本作は、カエルを主人公とした“上り系ゲーム”である。舞台となるのは、貧しい島。貧民街を中心とした島は、徐々に砂漠化しつつあった。そんな中、上空にブラックホール的なものが出現し、すべての物体が空に向かって上り始めた。貧民街生まれのカエルであるグランンピーは、何が起こっているか確かめるべく上空を目指す。

本作は設定・コンセプト共に『Only Up!』から影響を受けていると考えられる。一方で、主人公がカエルという点で個性をもつ。カエルのジャンプは、ゲージ入力で高さを調整できるようで、いわば『Jump King』システムが導入されているわけだ。ギミックもかなり多彩に用意されているようで、落ちる床や障害物のある道を通ったり。あるいは鳥に上空に連れていってもらったりもするようである。


さらに本作には“旗”なる概念が存在。旗は最大3本立てることができるそうだ。また一度旗を使用すると、また別の旗に触れる必要があるなど、いくらかルールもあるようだ。そのほか道中にはダイヤモンドや鍵といった収集アイテムも存在しており、あるいはテレポートなどギミックもいろいろと存在するようだ。

コンセプトこそ『Only Up!』や『Jump King』の影響を感じさせるが、リスポーン可能アイテムの存在や、ギミックの多彩さも含めて、オーソドックスな3Dアクションゲームとしての側面もみられる。どのような体験を味わえるゲームになるのだろうか。

早期アクセス配信時点では、ゲームはまだ主にグラフィックやレベルデザインに改善の余地がある状態だという。プレイヤーのフィードバックを受けながら、3~6か月をかけて改善していくそうだ。正式リリース時はマルチプレイも実装する計画もあるようだ。また早期アクセス配信開始時点ではレベルは1つだけであると明かされており、ここからコンテンツが増えていくのだろう。

『Don’t Fall』は、PC(Steam)向けに10月11日早期アクセス配信開始予定だ。