光なき世界のケモノRPG『サフォと月の戦士ら』正式発表。太陽の昇らぬ世界で、謎の怪物と戦い姉を取り戻す冒険

 

国内のゲーム開発会社オインクゲームズは7月14日、『サフォと月の戦士ら(Safo and The Moon Warriors)』を正式発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)。発表にあわせて、公式サイトやトレイラーも公開されている。


『サフォと月の戦士ら』は、さらわれた姉を取り戻すため怪物と戦う、冒険RPGである。本作の舞台は、太陽が昇らなくなった世界。人々は光が失われたあともたくましく生きていたが、突如ひとつ目の怪物たちが出現。アーガスと呼ばれる彼らが、世界を襲い始めていた。

本作のメインキャラクターであるサフォは、ヒツジ族の王子だ。サフォは姉のサフィノと共に、ラノー島で穏やかに暮らしていた。しかし彼らの前に、ある日大きな鳥のような怪物アーガスが出現。サフォは連れ去られた姉を取り戻すため、冒険へ出発することになる。旅の最中では、屈強な戦士のチェルボや鋭い爪をもつルーボ、占い師のピンベーノといった仲間たちも登場。アーガスの謎と共に、光の失われた世界の冒険が描かれていくようだ。



サフォは仲間たちと、アーガスに立ち向かっていく。バトルシステムの詳細については不明ながら、トレイラー内では戦闘シーンらしき場面が存在。Kickstarterのプレローンチページでは、本作のジャンルについて冒険RPGと表現されている。本作では、プレイヤーが仲間たちをうまく操作し、サフィノを取り戻すことになるようだ。また本作では、サフォが行く先々に町が存在。町の住人たちや仲間との会話なども用意されているそうだ。そのほか、太陽の登らなくなった世界とキャラクターたちの姿を描いたグラフィックも本作の特徴だろう。


本作を手がけているのは、アナログ/デジタルゲームを制作している国内のゲーム開発会社オインクゲームズだ。アナログゲームとしては、人狼にお絵かき要素をミックスした「エセ芸術家ニューヨークへ行く」やすごろくベースの「海底探険」などをリリース。デジタルゲームでは、同社のボードゲーム群をデジタルゲーム化した『レッツプレイ!オインクゲームズ』や、動物たちが寿司を届けるパズルゲーム『Tiger Trio’s Tasty Travels』などをリリースしてきた。

本作『サフォと月の戦士ら』は、同社から2015年にiOS向けに配信された『伝説の旅団』から、世界観を引き継いでいるという。ゲームシステムは一新されているほか、ストーリーも再構築。『伝説の旅団』が新しい作品として生まれ変わっているそうだ。また『サフォと月の戦士ら』では2023年冬にKickstarterのクラウドファンディングキャンペーンが実施予定となっている。


サフォと月の戦士ら』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに開発中だ。