『Just Cause Mobile』開発中止。正式リリースを待たずして

 

『Just Cause Mobile』の開発中止が決定されたようだ。スクウェア・エニックスの『Just Cause』フランチャイズ担当者が、VGCに対して開発中止を認めている。同作はすでにGoogle Playにて早期アクセス版が提供されていたが、開発を中止してストアからも取り下げるという。


『Just Cause Mobile』は、『Just Cause』シリーズのモバイルゲームである。『Just Cause』シリーズといえば、広大なオープンワールドや爆破表現などが特徴であるが、モバイル版は見下ろし型のトップダウンシューターとして制作。銃撃戦などを繰り広げ敵撃破や基地破壊を目指す。ゲームエンジンとしてはUnreal Engine 4を採用。トップダウンゲームながらも、3D表現も取り入れられており、高さの概念も存在しており、パラシュートやグラップルなどおなじみの要素も楽しめた。

配信形態としては、基本プレイ無料のゲーム内課金形式。ストーリーモードのほか、30人対戦のマルチプレイや、4人Co-opなどが揃えられていた。同作は2020年のThe Game Awardsにて大々的に発表。早期アクセス版がGoogle Playにて配信され10万人以上のプレイヤーがプレイ。2021年には正式リリースを予定していたが、その後延期がなされており、最終的に正式リリースを待たずして開発は取りやめになったようだ。

『Just Cause』シリーズは、第四作目が2018年にリリースされた。2022年には新作が開発されていることが明かされたが、その後続報なし。シリーズの今後がどうなるか注目されるところだ。