2人プレイ専用“異視点”協力ゲーム『違う冬のぼくら』Nintendo Switch/iOS/Android版が8月10日発売へ。Steam版含む、全プラットフォームでのクロスプレイ対応に

講談社は5月20日、『違う冬のぼくら』のNintendo Switch/iOS/Android版が8月10日に発売されることを発表した。早期アクセス版としてリリースされていたPC(Steam)版も、同日に正式リリースされることとなる。

講談社は5月20日、『違う冬のぼくら』のNintendo Switch/iOS/Android版が8月10日に発売されることを発表した。それに合わせ、早期アクセス版としてリリースされていたPC(Steam)版も、同日に正式リリースされることとなる。情報番組「INDIE Live Expo 2023」内にて発表された。

『違う冬のぼくら』は、国内の個人ゲーム開発者ところにょり氏が手がける、2人プレイ専用の2Dパズルアドベンチャーゲーム。ストーリーは家出をした2人の少年が、旅の途中で「鹿の死体」を発見し、気を失ったところからはじまる。目覚めた2人の少年は、お互いの見えている世界が異なっている事に気付く。片方は動物の世界、片方は機械の世界が見えている2人が、元の世界に戻るため、協力し合う姿が描かれる。


本作は別々の端末2台で遊ぶ、2人プレイ専用タイトルとしてリリースされている。同じようなタイトルとして、『It Takes Two』が挙げられるが、本作の特徴は、お互いのプレイヤーが見えている世界が異なるというところ。その特徴はビジュアルだけでなく、パズルでも作用され、同じオブジェクトでも、それぞれの世界で異なる動きをする。これを利用し、協力してパズルを解いていくのが、本作の主なゲームプレイの流れだ。

また、本作は片方のプレイヤーがゲームを所持していれば、もう片方のプレイヤーは無料でプレイできる「フレンドパス」機能が搭載されている。加えて、全プラットフォーム間でのクロスプレイに対応されることも発表されている。お互いが同じプラットフォームでなく、そしてゲームを片方だけしか所持していなくとも遊ぶことができるため、プレイしやすいだろう。


本作はSteamにて、2023年2月より早期アクセスリリースされている。本稿執筆時点で、早期アクセス版・フレンドパス版は6万DLを突破しており、Steamユーザーレビューは、362件中、80%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。また、早期アクセスと銘打たれているものの、ゲーム本編はクリアまで遊ぶ事が可能となっている。正式リリースは、本作のほかプラットフォームへのクロスプレイ対応を目指したものとなっているようだ。


『違う冬のぼくら』Nintendo Switch/iOS/Android版は、8月10日発売予定だ。また、Steam版は早期アクセス版として配信中。価格は1420円となっている。「INDIE Live Expo 2023」放送を記念したセールが5月27日まで開催されており、本作は30%オフの994円で販売中だ。

Tamio Kimura
Tamio Kimura

エンタメ大好き系ゲーマー。COOPゲームが大好き、クライム系だったらなおよし。

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