高機動基本プレイ無料FPS『Combat Master』Steamにて好調スタート。『CoD』風かつ連続壁ジャンプ超人ムーブ可能な3対3シューター


デベロッパーのAlfa Bravoは4月21日、基本プレイ無料FPS『Combat Master』をSteam向けに配信開始した。さっそく多くの同時接続プレイヤー数を獲得しており、好調なスタートを切っている。なお本作はiOS/Android向けにも配信中。モバイル版とのクロスプレイやクロスプログレッションに対応している。

*モバイル版のトレイラー

『Combat Master』は対戦FPSゲームだ。本作にはTeam DeathmatchやSearch and Destroyなど4つのモードが用意。プレイヤー同士、あるいはBOTを含めて3対3の戦闘を繰り広げる。銃器や投擲武器などのロードアウト設定のほか、銃器はマズル・サイト・ストックなどのカスタマイズも可能となっている。なおSteam版は「Season 1」と銘打たれており、今後シーズンを展開しながら運営されていくのかもしれない。

本作には、死なずに連続キルした際に強力な武器などを利用できるKill Chainなるシステムが存在するほか、UIやモーションなども含めて『Call of Duty』シリーズと似た部分が多い。一方で壁ジャンプなどをしながら軽快な動き方が可能であり、同シリーズの直近作品と比較してかなりハイペースな戦闘が特徴といえる。



本作Steam版は4月21日のリリース後順調に同時接続プレイヤー数を伸ばしており、ピーク時には2583人を記録した。Steamユーザーレビューでは1128件中79%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。スピード感あふれるゲームプレイなどが一定の評価を受けている。

なお本作はiOS/Android向けに2021年より配信されている。このたびPC(Steam)向けにもリリースされたかたちだ。Steam版とモバイル版とのクロスプレイやクロスプログレッションにも対応しており、場所を選ばず遊べる点も好評だ。

一方で敵のすぐそばにリスポーンしたり、銃声の方向がわかりにくかったりとシステム面の粗削りな部分などは課題点として指摘されている。また爆発をともなう武器が強力すぎたり、モバイル版は操作性などの点でPC版プレイヤーに不利だったりと、バランス面の課題も残されているようだ。


「Season 1」とされる現時点では実装予定(Coming Soon)とされる要素が数多く残っており、今後さらにブラッシュアップや新要素の追加が進められていくのだろう。『Call of Duty』シリーズにかなり似ているものの、特徴となるスピード感などが一定の評価を受ける本作。今後の展開がどのように続けられるのかも注目される。

『Combat Master』はPC(Steam)およびiOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。