柴犬が群衆を導くアクションパズル『HUMANITY』5月16日配信へ。同日よりPS Plusゲームカタログにもラインナップ

 

デベロッパーのEnhanceは4月20日、アクションパズルゲーム『HUMANITY』を5月16日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5で、PC用VRやPS VR、PS VR2でのプレイにも対応。価格は3410円(税込)。また本作は、同日からPlayStation Plusのゲームカタログにラインナップされ、同サービスのエクストラおよびプレミアム会員は追加料金なしでプレイ可能だ。

『HUMANITY』は、意思も目的も失った人間たちを“光の柱”へと導くアクションパズルゲームだ。90種類以上収録されるステージでは、無数の群衆が扉から現れ、ただ真っ直ぐ歩いていく。そこでプレイヤーは柴犬となってステージを駆け、方向転換やジャンプ、あるいはオブジェクトを押すなどの指示を任意の地点にて出し、人々をゴール地点まで誘導するのだ。VRでプレイする場合は、本作の世界を覗き込むようなかたちで、さまざまな視点から楽しめる。

また、オリジナルのステージを作成できるSTAGE CREATORも収録。簡単な操作で利用でき、アイデア次第でパズルや障害物コース、全自動コース、3Dアートなど、ユニークなステージも作れるそうだ。そして、作成したステージはUSER STAGESにて公開可能。ユーザーはカスタムプレイリストやタグを使用して検索し、お気に入りのステージを発見しチャレンジできる。なお、USER STAGESはクロスプラットフォーム対応となる。

*本作の体験版ユーザーから「PS1、PS2時代のゲームを思い出す」という反響が多数あったことから、1990年代後半から2000年代の日本のテレビCMをイメージしたトレイラーが制作された。

本作は、ユニクロのTVCMや、KDDIのスマホ端末INFOBARのUIデザイン、NHK教育番組「デザインあ」のディレクションなどを手がけ、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科の教授としても活躍する中村勇吾氏による、初の本格ゲーム作品となる。『Rez Infinite』『テトリス・エフェクト』などを手がけたEnhanceの代表・水口哲也氏がデモ映像を目にしたことをきっかけに、プロデュースを願い出たという。開発は中村氏率いるクリエイター集団tha ltd.が担当し、Enhanceはプロデュースやレベルデザイン、パブリッシングをおこなう。

『HUMANITY』は、PC(Steam)/PS4/PS5向けに5月16日配信予定だ。PC用VRやPS VR、PS VR2でのプレイにも対応。また、同日からPlayStation Plusのゲームカタログにもラインナップされる。