オープンワールド・ゾンビサバイバルMMO『Shattered: The Final Days』発表。ゾンビ徘徊する広大な島に入植地を建設し、ソロや集団で生き抜く


デベロッパーのOsaka Studiosは4月10日、オープンワールド・サバイバルMMO『Shattered: The Final Days』を発表した。対応プラットフォオームはPC(Steam)で、2023年内に早期アクセス配信予定。

『Shattered: The Final Days』は、ウイルス感染により人口の90%が失われた世界を舞台にするオープンワールド・サバイバルMMOだ。いわゆるゾンビウイルスの脅威が広がるなか、政府軍は感染の可能性があるとして証拠もなく人々を強制的に隔離。そして陸地から100マイル離れた島にて、隔離され生き残った人々のなかで、軍に対抗する活動家グループが結成される。プレイヤーはその一員としてサバイバルをおこなうこととなる。

舞台となる島はかなり広大なものとなり、平原から森、雪の積もる山岳地帯までさまざまな環境が存在。そして、ウイルス感染によりゾンビ化した人々が多数徘徊している。その中でプレイヤーは、単独で行動するもよし、生存者の仲間と協力するもよしである。島内の移動は徒歩だけでなく、放棄された車を発見して利用することも可能とのこと。

島を支配する存在であるゾンビは、タイプによってさまざまなアビリティをもち、それほど脅威でないものから、非常に恐ろしいものまで登場。プレイヤーには、予期せぬ事態に備えた行動が求められるという。


本作には入植地を建設する要素が用意され、100種類以上のアイテムから建物をクラフトし、また拡充していくことが可能。入植地は、生存者を受け入れて安全に過ごしてもらう場とすることはもちろん、何らかの悪意をもって建設することもできるという。詳細は不明ながら、ゲームプレイの自由度の高さを意味しているのかもしれない。なおクラフト要素については、建物だけでなく武器や道具も作成できる。

このほか、プレイヤーキャラクターはスキルポイントを獲得・消費しアビリティなどを習得することで、たとえば資源収集や狩り、戦闘などプレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能。また、舞台となる島では厳しい天候のなかで活動する場面もあり、適切な服装を装備していないと命を落とすこともあるそうだ。

本作の早期アクセス配信開始時点では、シングルプレイ・マルチプレイ共にプレイ可能な状態にあり、ミッションやクラフト要素なども用意される。そして正式リリースまでの12〜18か月間の開発を通じて、各種アイテムやミッション、ストーリー要素などを追加していく計画とのことだ。


本作の開発元Osaka Studiosは、アメリカ・カリフォルニアに拠点を置くスタジオだ。2023年内には日本にもオフィスを構える予定とのこと。同スタジオは、ゲーム業界におけるマーケティングについて10年以上の実績があり、それを活かしてパブリッシング事業に参入。まだリリースされた作品はないが、他社タイトルであるMMO RPG『World of Titans』について契約しているほか、自社タイトルについても複数計画しており、『Shattered: The Final Days』はそのひとつということになる。

『Shattered: The Final Days』は、PC(Steam)向けに2023年内に早期アクセス配信予定だ。