SF西部劇アクション『Cowboys & Rustlers』発表。ユーモアたっぷり奇抜ウエスタン、おしゃべり馬と陽気な泥棒の珍道中


パブリッシャーのGames Operatorsは3月28日、アクション・アドベンチャーゲーム『Cowboys & Rustlers』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

『Cowboys & Rustlers』は、架空の西部開拓時代の世界を舞台にするアクション・アドベンチャーゲームだ。陽気な性格の泥棒と、皮肉屋の喋る馬の、ふたりの友情物語が描かれるという。その馬はSF小説を執筆しており、主人公の泥棒はそれを手伝うなかで、さまざまなトラブルに巻き込まれていくようだ。

本作は西部劇をモチーフとしながら、少し変わった世界観をもつことが特徴のひとつ。たとえば、街ではカウボーイたちがスケボーを楽しんでいたり、建物は当時の様式ながら屋根にソーラーパネルが設置されていたり、あるいは蒸気機関車がローラーコースターのようなコースを走っていたり。そうした世界にてプレイヤーは、銀行強盗をしたり、馬車レースに参加したりなど、さまざまなミッションに挑戦する。

世界観と同様に、ゲームプレイにもユーモアが取り入れられている模様で、たとえばガンマンとの対決時には投げ縄で戦っている様子がみられる。ポーカーをおこなう際には、手札の絵柄を大胆に書き換えるイカサマが可能なようだ。また、この世界では弾丸によってコミュニケーションをとることが当たり前とのこと。力がすべて、といったところだろうか。トレイラーには、リボルバーやガトリングガンなどをぶっ放すシーンも多く収録されている。



本作の開発元Sigur Studioは、これまでに水生生物飼育シミュレーションゲーム『Aquarium Designer』などを手がけてきたスタジオ。一方の販売元Games Operatorsは同作などのほかに、“中世GTA”とも呼ばれた『Rustler(ラスラー ~中世のならず者~)』の販売も担当していた。『Cowboys & Rustlers』は、トップダウンビューを採用することを含め『Rustler』にかなり近い見た目をしており、また同じ「Rustler」をタイトルに付けていることから、スピンオフ的な位置付けとなっているのかもしれない。

『Cowboys & Rustlers』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。