対戦格闘ゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス』最新アプデで空中攻撃やタクティカルムーブ(ラッシュ)に調整。コンボがつながりやすく

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Cygamesは1月24日、『グランブルーファンタジー ヴァーサス(GBVS)』にてアップデートを配信した。アップデート後のバージョンとなるVer2.85としては、ジャンプ攻撃のノックバックが減少しているほか、タクティカルムーブ(ラッシュ)通常版のカウンターヒット時の効果が強まっているという。


『グランブルーファンタジー ヴァーサス』は、Cygamesが制作し、アークシステムワークスが開発している2D対戦格闘ゲームだ。Cygamesのスマートフォン向けRPG『グランブルーファンタジー』が原作となっており、同作のキャラクターたち24名がプレイアブルキャラクターとして登場している。システムとしては、ボタンと方向キーの組み合わせで必殺技が出せるアビリティシステムなどが搭載。バトルでは、操作しやすいシステムの上で、地に足の付いた駆け引きが繰り広げられているわけだ。またゲームモードとしては、ストーリーにあわせてアクションが展開されるRPGモードも用意されている。同モード内にはキャラクターの育成やカスタマイズ要素も導入されており、そうした点から本作は対戦アクションRPGとも称されてきた。

Ver2.85へのアップデートでは、一部キャラクター調整を含むバトル関連の調整と、対戦時のBGM追加、ランクマッチにおけるVS.LVの名称変更などが実施されている。バトル関連の調整としては、まず全キャラクターに関わるシステムの変更がおこなわれた。具体的には、ジャンプ攻撃によるノックバックが減少している。ジャンプ攻撃が相手にヒットするかガードされた場合、間合いが離れづらくなったため、ジャンプ攻撃後の近距離立ち攻撃が空振りしづらくなっている。変更によって、ジャンプ攻撃からつながる新しいコンボも増えているようだ。

またタクティカルムーブ(ラッシュ)通常版については、1段目がカウンターヒットした場合、2段目もカウンターヒット扱いになるよう変更。カウンターヒット時の空中受身不能時間が延び、地上カウンターヒット時には空中受け身ができなくなっている。調整によって、タクティカルムーブ(ラッシュ)通常版後の受け身や起き上がりの隙を付きやすくなっているようだ。

個別のキャラクター調整としては、グラン/カタリナ/ファスティバ/ウーノ/ユーステスが対象となっている。グランは、ドライブバーストが反撃を受けにくくなり、牽制技の発生が早くなったことで中距離戦が強化。カタリナは、エンチャントランズが空中復帰可能となり硬直が減少。ウーノは、摩尼車の硬直が減少するなど、個別の調整では使い勝手の向上が図られている。また20キャラクター以上を対象に、タクティカルムーブ(ラッシュ)キャンセル版の吹き飛びや受け身不能時間などが調整されており、追撃しやすくなっているそうだ。さらにアバタール・ベリアルについては、タクティカルムーブ(ラッシュ)キャンセル版使用直後からすぐに奥義ゲージが増加するようになっている。

そのほかのアップデート内容としては、対戦時のBGMとして“VS ジ・オーダー・グランデ 「Armageddon」”や、“VS プロトバハムート 「Wings of Terror」”を含む6曲が追加。ランクマッチなどに用いられるVS.Lvの名称などの、SSからS+、SSSからS++への変更。一部トロフィーの取得条件変更や不具合修正なども実施されている。アップデート内容の詳細については、公式サイトを確認してほしい。

グランブルーファンタジー ヴァーサス』は、PlayStation 4/PC(Steam)向けに発売中だ。またシリーズ最新作として、対戦格闘ゲーム『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』が2023年発売予定となっている。

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