緻密ドット絵サバイバルホラー『Holstin』発表。狂いかけの住人の助けを借り、腐りゆく街を探索

 

ポーランドのスタジオSonkaは12月14日、『Holstin』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/コンソール。Steamにて、2023年1月にデモ版が配信予定となっている。


『Holstin』はサバイバルホラーゲームだ。舞台は1992年のポーランド東部に位置する小さな町Jeziorne-Kolonia。主人公は、消息を絶った友人Bartekを探すためにこの街に足を踏み入れることになる。街の通りはスライム状の物体であふれ、人々や動物、建物にいたるまでが内側から徐々に腐敗している。街に飲み込まれる前に、友人を見つけ出して脱出するのだ。

本作には限られた武器や物資、謎解きといったサバイバルホラーゲームならではの要素が備わっているとのこと。街にはゆっくりと正気を失っているという地元住人も存在。彼らが疑問や謎解きの答えをもたらしてくれることもあるという。しかし住人たちの言動を理解するためには、彼らの内面や妄想に寄り添う必要があるそうだ。

本作のグラフィックは手描きのピクセルアートにて構築。視点はクォータービューで、角度は8段階に調節しながら世界を探索できるという。緻密に描かれたピクセルアートにて、さまざまな角度で狂気に落ち行く街の様子を堪能できるのだろう。またゲームには英語およびポーランド語のフルボイスが収録されているとのことだ。



本作を手がけるのはポーランドを拠点とするSonka。過去にはNintendo Switch向けの作品の開発・移植・パブリッシングなどを手がけてきたスタジオだ。今回はSteam向けに、過去のスタジオ作品とはひと味違うゲームが打ち出される格好となる。リッチなピクセルアートで描かれる狂気に沈みゆく街の探索を楽しみにしておこう。

『Holstin』はPC(Steam)/コンソール向けに発売予定。デモ版はSteamにて1月にリリース予定だ。


なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。