デジタルボードゲーム『CATAN – Console Edition』発表。オンライン/ローカルマルチ対応で、コンソールとスマホ連携の手札管理も


パブリッシャーのDovetail Gamesは10月6日、Nomad Gamesが開発するデジタルボードゲーム『CATAN – Console Edition』を発表した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、2023年配信予定。

『CATAN – Console Edition』は、定番ボードゲーム「Catan(カタン)」のデジタル版だ。六角形の地形タイルを組み合わせたカタン島を盤面とし、プレイヤーはサイコロを振って木材やレンガ、小麦などの資源を獲得。その資源を使って街道や都市などを建設し、領地を拡大・発展させてポイントを稼ぎ、計10ポイントの獲得を目指す。有利なアクションを実行できる各種発展カードの存在や、ほかのプレイヤーとの資源交換の交渉などの要素も特徴となっている。

デジタル版の「Catan」がこれまでさまざま発売されてきたなか、本作はディテールの細かなビジュアルが特徴のひとつ。3Dの地形タイルでは、それぞれの環境が表現されているだけでなく、住民が歩いていたり動物が生息していたりするという。PS5/Xbox Series X|S版では、4K/60fpsで描画されるとのこと。またPS5版では、DualSenseのハプティックフィードバックも活用しているそうだ。


ソロプレイモードでは、それぞれプレイスタイルの異なるAI相手にプレイ。そして最大4人でのマルチプレイモードは、オンラインおよびローカルプレイに対応する。オンラインマルチプレイでは、フレンドマッチやランクマッチが可能。オンラインランキングも用意される。なお、クロスプレイに対応するかどうかは今後発表されるとのこと。

ローカルでのマルチプレイにおいては、各プレイヤーは自身のスマートフォンとゲームを同期させてプレイする。これにより、手持ちの資源をスマートフォンで確認できるだけでなく、発展カードを相手に見られることなくプレイできるわけだ。このほか、初心者向けのチュートリアルやチャレンジ要素も用意。チャレンジを達成することで、マルチプレイでの自身のキャラクターを着飾れるコスメアイテムをアンロックできる。


『CATAN – Console Edition』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2023年配信予定だ。現時点では日本での配信の有無については不明だが、国内PS Storeには本作のページがすでに公開されている。販売元Dovetail Gamesの近作は日本でも配信されているため、本作の展開にもぜひ期待したい。