『GTAオンライン』大型アプデ「犯罪事業」配信開始。ミッションなどを追加し、大規模な「ゲーム体験の改善」を実施


Rocksgtar Gamesは7月27日、『GTAオンライン』向けの最新アップデート「犯罪事業」を配信したと発表した。本作は、PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。

アップデート「犯罪事業」においては、熱波が南サンアンドレアスに襲来し、ガソリンの価格が急騰、さらに経済は破綻寸前となっている。一方で、ロスサントスのブラックマーケットではさまざまなビジネスが急成長中。あらゆる企業家が、新しい路線に方向転換して事業拡大を狙っているという。

たとえば、エグゼクティブであればオフィスから新たな「貨物調達」ミッションを始めることができ、デイリーミッションには「物品類輸出」が登場。ナイトクラブのオーナーは、トニー・プリンスと話すか、オフィスのパソコンにログインすることで新しいクラブ管理ミッションを始められる。また銃器密造者には、物資の補充ミッションが新たに用意されている。

また、「ペーパートレイル作戦」ミッションにて、IAAのエージェントULPが再登場するとのこと。ガソリン価格の急騰の背景に、大規模な陰謀や価格の不正操作があるといった内容になるようだ。なお、8月3日までの期間限定で、同ミッションのGTAマネーとRPが2倍になるなどの、イベントボーナスが実施されている。


本作においては、フィードバック募集サイトが公開されており、そこに寄せられたユーザーの意見をもとに、ゲーム体験の改善の実施されている。たとえば、ゲーム内経済と、さまざまなアクティビティから支払われる報酬に広範囲なバランス調整が実施。裏社会を登りつめるにあたって、自由度と選択肢が増加したとのこと。プライベートセッションからビジネス用パソコンへのアクセスも可能となっている。

また、アクションメニューから、すべての武器用に弾薬を最大数まで一度に購入できるようになった。武器ホイールの使い勝手も改善。オプレッサーMk2の武器とデコイは再調整され、所有可能な普通の物件数は8から10に増加されている。車庫の収容台数も増加したとのこと。この他にも多数の項目について改善がおこなわれており、詳細は公式サイトでの発表を確認してほしい。


今回のアップデートではこのほか、新たなスーパーカーやスポーツカー、マッスルカーが登場。また、ペガッシ ゼントーノやベネファクター スターリングGT、グロッティ ツーリスモRなどは、新しい改造とペイントが施されるなど大幅なモデルチェンジが実施されている。

またGTA+のメンバーは、先述した「ペーパートレイル作戦」ミッションにて、50%のボーナスGTAマネーとRPを獲得可能。さらにスポーツカー「ランパダーティ コルシタ」をレジェンダリー・モータースポーツから無料で受け取れるほか、2つの限定ペイントなどの特典も用意されている。アクションメニューから利用可能な、ボス/CEOのスキルもすべて無料とのこと。詳しくは公式サイトを確認してほしい。

『GTAオンライン』は、PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中だ。