宇宙略奪FPS『Marauders』クローズドベータ7月15日開始へ。PvPvEの物資争奪戦、宇宙船同士の戦闘も

 

パブリッシャーのTeam17は7月11日、ディーゼルパンクFPS『Marauders』の予約購入者向けクローズドベータテスト(CBT)実施を告知した。実施期間は現地時間7月15日から20日まで。

『Marauders』は宇宙を舞台にするオンラインFPSゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。プレイヤーは宇宙海賊として単独、または3人のチームを組んで、マップとなる巨大な建造物に突入。戦利品を求めて探索しつつ、敵対プレイヤーや敵AIとの戦闘(レイド)を繰り広げる。

本作の世界は、第一次世界大戦が終結せず、極限まで工業化した地球から人類が宇宙に進出した、という設定。宇宙船やマップとなる建造物内も、近未来的なSFではなくディーゼルパンクなデザインだ。武器にも、第一次および第二次世界大戦において用いられた銃器など、比較的レトロなものが登場する。


本作は5月に予約購入者向けクローズドアルファテストが開催された。同テスト時のゲームプレイは、プレイヤーはフリゲート艦までの宇宙空間を宇宙船で航行。巨大建造物に着艦し、マップ内を探索するという流れだった。なお、宇宙空間では、敵プレイヤーの宇宙船と戦闘が可能。マップ内での戦闘を前に敵の撃破や、船の乗っ取りを狙える。一方、マップ内の探索では、当然生身の人間同士の戦いだ。緊張感あふれる銃撃戦を楽しめる。満足いくまで探索を終えたら、自身の船でマップから脱出。ふたたび宇宙空間を切り抜けて脱出ゲートを目指す、というゲームサイクルとなっていた。


また、脱出後の拠点画面では、物資や装備を取引するTradeや、さまざまなミッションを請け負うContractsなどが用意。そのほか、プレイヤーキャラクターにはレベルが存在。レベルを上げると、銃や飛行船の製作などがアンロックされる。

そして、今回開催されるCBTはアルファテストと同じく、本作の予約者向けに実施されるとのこと。公式サイトより予約購入すれば、参加権が付与される。IGNによると、CBTではHeavy ThompsonやKlobb Machine Pistolといった銃器、Scrap Bombという爆発物などが追加されるとのこと。そのほか、インベントリの管理などが改善され、アルファ版からはQoLも大幅に向上しているそうだ。


本作を手がけるのは英国を拠点とするデベロッパーSmall Impact Games。小規模ではあるが、AAAタイトル開発経験のあるスタッフによって構成されているとのこと。実績としては、Steam向けのペストが蔓延する中世ヨーロッパを舞台にしたマルチプレイゲーム『The Black Death』の開発に参加している。

『Marauders』はPC(Steam)向けに、早期アクセス配信開始予定だ。


なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。