オープンワールドサバイバル『ダイイングライト2 ステイヒューマン』開発元、フルコンプに「500時間かかる」とコメント。ファンからはあまり歓迎されず

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デベロッパーのTechlandは1月9日、来月に発売が迫ったオープンワールドアクションRPG『ダイイングライト2 ステイヒューマン』について、「コンプリートするには少なくとも500時間かかる」ことを明らかにした。これに対して、ファンからはさまざまな反応が寄せられている。


『ダイイングライト2 ステイヒューマン』は、2015年発売の『Dying Light(ダイイングライト)』の続編だ。舞台となるのは、ウイルスが蔓延してから15年が経つ文明崩壊後の世界。プレイヤーは、ウイルスに侵されながらもまだ正気を保っている生存者エイデン・カルドウェルとなり、シティと呼ばれる都市にて生き残りをかけて戦う。

本作は一人称視点を採用したオープンワールドアクションゲーム。シリーズの特徴でもあるパルクールや武器クラフトは前作よりもパワーアップし、パルクールと戦闘要素にはそれぞれのスキルツリーも用意される。シティには複数の派閥が存在し、さらにゾンビも潜んでいる。さまざまな場面でプレイヤーの判断が求められ、それによって物語の展開も変化していくという。また、本作は最大4人での協力プレイにも対応する。


そんな本作について開発元は、フルコンプするには少なくとも500時間はかかるとコメント。ポーランド・ワルシャワからスペイン・マドリードまで歩いて行くのと、同じくらいの時間がかかるとしている。ちなみに、ユーザー投稿型のクリア時間集積サイトHow Long To Beatによると、前作のフルコンプにかかる時間は55時間、メインストーリークリアだけなら17時間半だったという。約1000人のプレイヤーの投稿をもとにした平均値である。

本作のマップは、前作の4倍の広さがあることが明らかにされており、その点だけでかなりボリュームアップしていることはうかがえるが、500時間というのはインパクトのある数字だ。上述のHow Long To Beatでもほとんど見かけないレベルの長さである。この数字に対しては、期待を述べるファンもいるが、長すぎると訴えるコメントが多数寄せられることとなった。

あくまでフルコンプするまでの時間であるため、メインストーリーを中心に体験するだけであれば500時間もかからないと予想される。とはいえ、あまりに膨大な時間が提示されたことから、「それがゲームの売りになると考えているのか?」と手厳しいコメントをする人や、“楽しくない”サイドクエストが無数に用意されているのではと勘ぐるなど、ゲームのクオリティ自体に疑念を抱く人もみられる。


そうしたファンの反応を受けて開発元Techlandは、500時間というのは、すべてのクエストをクリアし、すべてのエンディングを見て、さらにマップのあらゆる場所を探索し尽くした場合のボリュームであると説明。そこそこ探索も楽しみながら、ストーリーとサイドクエストをクリアするような一般的なプレイであれば、100時間もかからないだろうとした。また、そうした“短時間クリア”であっても十分中身の詰まった体験になるとし、クオリティへの自信も語っている。

ゲームの購入を検討したり評価したりする際においては、ボリューム・クリア時間というのは指標のひとつとなる。個人の好き嫌いや環境によるものの、一般的にボリュームは多い方が好まれる傾向にあるだろう。そこで、Techlandはファンを喜ばせようと500時間と提示したのかもしれない。ただ、あまりに大きな数字であったことから思わぬ反発を受けることとなってしまった。

また、本作が発売される2月には『エルデンリング』や『Horizon Forbidden West』が、また3月には『グランツーリスモ7』や『トライアングルストラテジー』など注目作が多く控えている。プレイヤーがゲームに割くことができる時間は限られており、こうしたスケジュール的な面からも、膨大すぎるボリュームはあまり歓迎されなかったのかもしれない。結果的に本作は、多くのプレイヤーにとっては100時間未満のプレイで満足できる内容となるようだ。

『ダイイングライト2 ステイヒューマン』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに2022年2月4日に発売予定。Nintendo Switch版はクラウドストリーミングでの提供となる。

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