人気牧場運営ゲーム『Stardew Valley』の公式“eスポーツ”大会「Stardew Valley Cup」が、日本時間9月5日に開催へ

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牧場運営ゲーム『Stardew Valley』の開発者であるConcernedApeことEric Barone氏は8月22日、本作を用いたeスポーツ大会ともいえる初めての公式イベント「Stardew Valley Cup」を、日本時間9月5日1時から開催すると発表した。

『Stardew Valley』は、PC/コンソール/モバイル向けに販売中の牧場運営ゲーム。2020年1月時点で1000万本を超える売り上げを記録している人気作だ。プレイヤーは祖父から譲り受けた農場を舞台に、作物や家畜を育てながら牧場経営をおこなう。また、洞窟探索や町の住民との交流なども楽しむことができる。
 

 
今回発表された公式イベント「Stardew Valley Cup」は、YouTuberのZach Hartman氏の協力を得て開催される。すでに出場者は決定しており、lilsimsie氏やWaligug氏、Matthew McCleskey氏、SharkyGames氏など、『Stardew Valley』の実況配信にて活躍するコンテンツクリエイター16名が参加。彼らは4つのチームに分かれて、トーナメントで競い合うという。

賞金総額は4万3600ドル(約470万円)で、Eric Barone氏のポケットマネーから提供。4位のチームには1600ドル(約18万円)、3位は4000ドル(約44万円)、2位は1万ドル(約110万円)、そして優勝チームには2万8000ドル(約310万円)が提供される。

とはいえ、そもそも本作は対戦ゲームではない。各チームはどのようにして戦うのかというと、大会独自のチャレンジをこなして稼いだポイントで競う形式が採用されている。Zach Hartman氏は、本作のあらゆる要素にかかわる100種類以上のチャレンジを考案。難易度によって異なるポイントが割り振られており、たとえば以下のようなチャレンジとポイントが設定されている。
 

 
・パムにペールエールをあげる(5)
・階段をクラフトする(5)
・クラフトルームのバンドルを完了する(10)
・NPCとデートをする(10)
・エッグハントですべてのタマゴを収集する(15)
・伝説級の魚を釣る(15)
・スキルレベル10に到達する(20)
・モンスター1種類の目標討伐数を達成する(20)
・冬星祭にてプレゼントを贈る(25)
 

 

 
試合で対戦する両チームは、農場が用意されたビーチから同時にスタートし、設定されたチャレンジをこなしていくこととなる。各チームには大会開始までに2週間の準備期間が用意されており、この間にどのチャレンジをどのような順番で狙うかなど、チーム内で戦略を練ることになるだろう。チャレンジ攻略には、本作にかかわるスキルや知識、そしてチームワークが問われるとのことだ。また大会中にも、50ポイント相当の新たなチャレンジが、30分ごとに追加発表されるという。

『Stardew Valley』の公式イベント「Stardew Valley Cup」は、日本時間9月5日1時から開催予定。イベントの模様はZach Hartman氏のTwitchチャンネルにて放送され、Eric Barone氏も一緒に試合の行方を見守るという。また参加各プレイヤーも、それぞれのチャンネルにて自らのプレイを配信する予定。どのような戦いが繰り広げられるのか、興味のある方は当日ぜひチェックしよう。

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