『モンスターハンター ストーリーズ2』にて “亜空間タックル”が公認される。ユーザーから生まれたほろ苦い呼称が公式採用

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カプコンは7月9日、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』を発売した。本作はモンスターと絆を結び、モンスターを育て共存するモンスターライダーとなって冒険するRPGだ。冒険の舞台には『モンスターハンター』シリーズでお馴染みのモンスターが多数登場。シリーズ本編と同様に、多彩な攻撃をぶつけ合うバトルが楽しめる。そんな本作にて、シリーズファンにとってはほろ苦い思い出が蘇るユーザー呼称が公認され注目を集めている。その呼称とは“亜空間タックル”である。


亜空間タックルとは、主に初代モンスターハンターから登場するモンスター「ガノトトス」が繰り出す体当たり攻撃を指す。別呼称としては“理不尽タックル”や“四次元タックル”などが挙げられる。この体当たり攻撃の特徴は、前方への突進攻撃ではなく側面への攻撃であることだ。そして過去作においては、怪しげな当たり判定をもつことで知られている。具体的には、体当たりの方向とは逆の側面にいても攻撃を食らってしまうほどの攻撃範囲を誇っていたのだ。おまけに攻撃力も強大。怒り状態で繰り出されるタックルは熟練のハンターを一撃死させてしまうほど。そんな凶悪な攻撃力と理不尽に思える当たり判定から、ガノトトスの体当たり攻撃は“亜空間タックル”とユーザーたちから名付けられたようだ。

亜空間タックルは一部ハンターの間でトラウマになっており、「この世で絶対に許してはいけないもの」「格ゲーにおける“めくり”」などと容赦ない物言いをされている。その一方で、共通のトラウマとして懐かしむハンターも存在するようだ。ちなみに亜空間タックルの当たり判定については、シリーズを重ねるごとに徐々に改善。『モンスターハンターポータブル 2nd G』以降は使用頻度自体も減らされるなど、凶悪な体当たり攻撃はマイルド化されつつある。


そんな「亜空間タックル」というユーザー呼称、俗にいう“ハンター用語”が正式なスキル名称として『モンスターハンターストーリーズ2』にて公認されている。もちろんスキルを使用するのはガノトトス(ガノトトス亜種)。前作では素材のみの登場だったが、本作ではモンスターとして晴れ晴れしい姿を見せている。そして気になる亜空間タックルのスキル性能はいうと、どうやら全体攻撃のようだ。スキル発動時の一部始終がTwitterユーザーのバートン氏によって動画に収められている。

動画内ではシリーズ本編と同様に、攻撃の反対方向に仰け反った後、俊敏な体当たり攻撃を仕掛けている。しかしながら本編と異なるのは体当たり後。体当たりの衝撃による衝撃波が放たれているのだ。対面するハンターたちは、衝撃波によってたまらず地を這っている。その光景はシリーズ本編よりも凶悪に映るかもしれない。

このように本作にて晴れて正式名称となった亜空間タックル。『モンスターハンター』シリーズでは、今回のようなハンター用語を公式化する動きが過去にも見られた。シリーズ本編の最新作である『モンスターハンターライズ』の発売前には「ハチミツくださいキャンペーン」を実施。“ハチミツください”というハンター用語が正式に採用されている。このようにユーザー呼称を正式採用するという事例は、開発側がユーザーの反応を認知しているという証でもある だろう。

『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』は、Nintendo Switch/Steam向けに発売中だ。亜空間タックルを含むガノトトスの雄姿を自身の手で確かめてもらいたい。なお、ニンテンドーeショップまたはSteamストアにて無料体験版も配信中。購入を検討している方は、体験版にて手触りを確かめてみるといいだろう。

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