オープンワールドSF・ARPG『ELEX II』発表、日本でも発売へ。自身の行動が物語に影響を及ぼす、広大な惑星冒険譚

 

パブリッシャーのTHQ Nordicは6月15日、オープンワールド・SFアクションRPG『ELEX II』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、発売日は未定。THQ Nordic Japanによると、本作は日本語に対応予定で、日本で発売する計画もあるとのこと。


『ELEX II』は、2017年に発売されたオープンワールド・SFアクションRPG『ELEX』の続編だ。開発するのは前作に引き続きPiranha Bytes。『Gothic』『Risen』シリーズなどでも知られるデベロッパーである。前作にて、Albsと呼ばれる勢力を率いるHybridが敗れたことで、惑星Magalanではテラフォーミングによる再生が進み、しばらく平和な時を過ごしていた。しかし、また新たな脅威が空から現れたことで、主人公のJaxが帰ってくる。

本シリーズのタイトルでもあるElexとは、かつて惑星Magalanの文明を崩壊させた隕石に含まれていた希少な鉱石のこと。Elexからは魔法のような力などを得られ、前作ではこれをめぐって複数の勢力の対立が起きた。そして、本作にて現れた謎の侵略者は、Elexがもつ危険な闇のパワーを解き放ち、この惑星のすべての生き物の命を脅かすことに。Jaxは、惑星の平和と自らの家族を守るため、離れ離れになっている息子のDexを捜索するとともに、侵略者に立ち向かうように各勢力に団結を呼びかける。


惑星Magalanは、さまざまな環境を擁するオープンワールドで表現される。Jaxとなったプレイヤーは、ジェットパックを使いながら自由に探索可能だ。また、この世界には多数の勢力が存在し、個性的なNPCが登場。NPCは、プレイヤーの行動を記憶し、状況に応じて反応するという。たとえば、プレイヤーが所属する勢力に参加したり、逆に出ていくこともあるそうだ。

本作では、プレイヤーの行動がストーリー展開に影響し、道徳的な判断を迫られることが特徴となる。もしNPCが命を落とすと、ストーリーに影響する場合もあるとのこと。そのほか、コントロールシステムは前作から大幅に進化し、滑らかな接近戦や遠距離戦を実現するという。ゲームプレイの詳細は、今後明らかになっていくだろう。


『ELEX II』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売予定。発売時期は未定だが、Steamのストアページには2021年配信予定と記載されている。また販売元THQ Nordic Japanによると、本作は日本語に対応し、日本でも発売予定とのことだ。