美しい森を探索するADV『The Fabled Woods』Steamにて日本語対応で3月26日配信へ。森に隠された恐ろしい謎を追う

 

パブリッシャーのHeadupは3月8日、CyberPunch Studiosが手がけるナラティブ・アドベンチャーゲーム『The Fabled Woods』を、3月25日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本では時差の関係で3月26日配信となる。

『The Fabled Woods』は、木々が生い茂る美しい森を舞台にするナラティブ・アドベンチャーゲーム。プレイヤーはこの森に足を踏み入れ、ダークかつミステリアスな物語を体験することになるという。最初に訪れるのは、放棄されたキャンプ場。ここから森の中を進み、何者かの声に導かれながら、主人公が探し求めている何らかの答えの手がかりを追うのだ。

今回公開されたトレイラーでは、ラリーという名の男が主人公に語りかけており、彼が上述の声の主なのだろう。ラリーはかつて、息子ウィリアムと共にこの森にいたのだという。そして主人公はこの場所を訪れるのも、ラリーの声を耳にするのも初めてではない様子。ラリーは主人公に、間もなくすべてが明らかになるだろうと述べる一方で、今回の探索では気をつけた方が良いと忠告する。

本作には3つの物語が存在し、この森で何があったのか探し求める中で、絵に描いたような美しさを持つ森とは裏腹に、醜く恐ろしい秘密がひとつひとつが明らかになるという。またそれぞれの物語は、互いに結び付き合う関係にあるとのこと。トレイラーではキャンプ場や川、渓谷のほかに、壁に「WHY」と殴り書きされた部屋の様子もあり謎を深める。

なお本作のゲームプレイにおいては、パズル要素や死んでしまったりする要素は存在しない。販売元Headupは、『Gone Home』や『Firewatch』『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと(What Remains of Edith Finch)』といった作品のファンなら気に入るはずだとしている。また、本作は昨年6月に発表されたが、開発を進める中で、霧やライティングなどのエフェクトの使い方を見直して、いちから作り直したそうだ。

『The Fabled Woods』は、PC(Steam)向けに3月26日に国内配信予定。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応するようだ。