『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』バージョン1.05配信開始。強敵たちと再び見える再戦・連戦が登場


フロム・ソフトウェアは10月29日、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』にてバージョン1.05を配信した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/PC(Steam)。7月に告知されていたとおり、一度撃破したボスとの再戦・連戦や姿変え、ネットワークを通して影を共有できる機能などが追加されている。

バージョン1.05に追加された機能の多くは、鬼仏内のメニューに追加されており、鬼仏を通してプレイできる。そのうち、類稀な強者との連戦は、狼が記憶の中で強敵たちと連戦するものだ。御子奪還の記憶をたどる「記憶の連戦・御子奪還」、不死断ちの記憶をたどる「記憶の連戦・不死断ち」など、本編のストーリーをベースにいくつかに分割。具体的には、記憶の連戦・御子奪還では鬼形部から始まり、まぼろしお蝶と戦った後、もう一人のボスと戦う3連戦が待ち受けている。本編では見かけなかった二つ名付きで現れるボスも何人か存在し、何度も刃を交えた彼は、ここでも新しい技を携えている。

類稀な強者との再戦および連戦で戦えるのは、一度撃破したボスであり、クリア状況によってプレイできる内容が異なる。また、二つ名付きのボスとも再戦可能であり、記憶の中の戦いであるため、アイテムや形代は現実に戻るとかえってくるようだ。


鬼仏には、姿変えも追加されている。アップデート直後に選択できるのは葦名の古忍びのみ。誰かの記憶を心中へ宿し、葦名の古忍びへ姿を変えると、忍びのパブリックイメージに沿った衣装を隻狼が身に纏う。外見を変更したまま、類稀な強者との連戦で記憶の中の強敵たちと戦うこともできる。また天狗と修羅は、ゲーム内で条件を達成すると解禁される。

残影は、最長30秒間の行動を記録して、誰かに影を共有できる機能。共有された影は、覚え書きと共に他の狼の世界へ送られ、残影に触れることで再生される。行動を記録した影を通して、ヒントや嘘の共有ができるわけだ。覚え書きでは、1文と2文から構成を選択した後、ベース文と単語、接続詞をそれぞれ選択可能。定型文ではあるものの、用意されたベース文と単語の数は多めで、幅広い文章が組み立てられそうだ。そのほか、いくつかの不具合修正も行われている。

また本日、PlayStation 4向けに「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE GAME OF THE YEAR EDITION」が発売されている。GAME OF THE YEAR EDITIONは、バージョン1.05を適用した状態のパッケージ版に、序盤攻略本と特装パッケージが付属した税別4800円の廉価版。序盤攻略本は、”SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE 公式ガイドブック”の一部を再編集した内容になっている。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、PlayStation 4/Xbox One/Steamにて配信中だ。